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◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』

 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」


<8月1日>「観光の日」「水の日」「八朔(はっさく)」
 まず「観光の日」は、総理府が1965年(昭和40年)に制定したがぜよ。8月1日を「観光の日」、この日から8月7日までを「観光週間」としたもんながよ。観光道徳の向上、観光地の美化、観光資源の保護、観光旅行の安全確保らあを目的に、観光全般について考え行動する日らしいぜよ。

 次に「水の日」は、「限りある資源を大切にしよう」ゆうことで国土庁が1977年(昭和52年)に設けたがやと。8月は1年の中で水の使用量が最も多い月やきに、8月1日を「水の日」、それから1週間を「水の週間」として、節水を呼びかけゆうがぜよ。

 最後に「八朔」は、八月朔日(8月1日)の略ながよ。元々は旧暦8月の行事で、その年の新しい穀物を取り入れたり、贈答をしたりして祝う日やったがぜよ。明治以降に新暦でも行われるようになったがよ。

 こりゃあ8月1日は、いろんな日がしょう重なっちゅうきに忙しいぜよ!まず「観光の日」じゃき、どっか近場でもえいき観光しに行かなあイカン。ほんでその観光先で、「水の日」じゃき日本酒を飲まなあイカンがよ。なんでかゆうたら、実は日本酒の約80%は水じゃきに。日本酒は清浄な仕込水が命やき、「水の日」は日本酒飲むしかないがぜよ。さらに「八朔(はっさく)」でもあるきに、こりゃあこの日に飲む日本酒は、司牡丹の「船中八策(せんちゅうはっさく)」しかないろがよ!観光先の名物料理をサカナに、超辛口純米酒「船中八策」を飲りもって、「観光」と「水」について考えるんが正統派っちゅうもんぜよ。・・・こじつけすぎたかのお?


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<8月2日>「ハーブの日」
 8月2日の語呂合わせから「ハーブの日」になったがやと。大自然の恵みであるハーブの力を、美と健康づくりに生かそうゆうことで、ハーブを使うた化粧品を販売しゆう(株)コスメハーブゆう会社が制定したらしいぜよ。こりゃあこの日は、ハーブを使うた料理を食べにゃあイカンろう。「地鶏の香草焼き」らあはどうぜ?ほいたら合わせる酒は、ハーブを使うた日本酒のカクテルがピッタリよ。純米生酒にミントの葉のカケラをちょびっと入れたがらあて、まっこと爽やかで暑い日にゃあ最高ぜよ。


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〈8月3日〉「ハモの日」
関西の夏の風物詩、夏の魚のシンボルともいえるががハモぜよ。地方名が「ハミ」やき「8、3」の語呂合わせと、梅雨明けのこの頃が最もハモが美味しい時期じゃきに、8月3日が「ハモの日」ながやと。土用の丑の日のウナギに続く、夏の味覚記念日ながよ。こりゃあこの日は、ハモで一杯飲るしかないぜよ!関東じゃあまだ馴染みが薄いろうきに、手に入りにくいかもしれんけんど、ハモは小骨が多うて家庭での調理は難しいき、なんとかしてさばいて骨切りしたがを手に入れてほしいがよ。

 ほんで、これをサッと湯通しして冷水に放ち、梅肉酢で食うんが、最高の夏のハモの醍醐味ぜよ。こりゃあ合わせる酒は、純米吟醸生酒あたりが最高やろう。白身ながらもシッカリしたハモの脂肪分が梅の酸味と合わさって、この酒の爽やかなコクと共に、口中に膨らんでいくぜよ!


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〈8月4日〉「箸の日」「橋の日」
「は(8)し(4)」の語呂合わせから、8月4日は「箸の日」やと。
「箸を正しく使おう」っちゅう民俗学者の提唱で、わりばし組合が1975年(昭和50年)に制定したがぜよ。

 さらに「橋の日」でもあるがよ。なんでも、宮崎市の湯浅利彦さんの提唱で1986年(昭和61年)に制定されたがぜよ。郷土のシンボルである河川とそこに架かる橋に感謝し、故郷を見つめ直し、故郷を愛する心の高揚を図ろうっちゅうもんらしいがよ。

 こりゃあこの日は、「箸」を使う和食で飲まにゃあイカンろう。ほんで和食は、川や橋に感謝しもって、鮎やら川エビやらの川の幸でキマリぜよ。ほいたら合わせる酒は、よう冷えた純米生酒がえいろう。鮎や川エビの自然の旨みが、グンと引き立つぜよ!


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<8月5日>「ハコの日」「ハンコの日」
 「8(ハ)5(コ)」の語呂合わせで「ハコの日」ぜよ。東京紙器工業組合が1991年(平成3年)に制定し、全国の紙器段ボール箱工業組合が実施しゆうがよ。スローガンは「この日ハコの日、ハコの日この日、8月5日はハコの日です。」やと。なかなかテンポがようて面白いスローガンぜよ。また、これも「8(ハン)5(コ)」の語呂合わせで、「ハンコの日」でもあるらしいがよ。

 こりゃあこの日は、「ハコ」に入って、「ハンコ」が押されちゅう日本酒を飲まにゃあイカンぜよ!「ハコに入ってハンコが押されちゅう」酒ゆうたら、ちっくと高級酒になるけんど、吟醸酒よ。4合瓶(720ml)で2000円ばあ出しゃあ、化粧箱入りでラベルらあに社判が押されちゅう吟醸酒が手に入るぜよ。ほいたらツマミもリッチに、「ハコに入ってハンコが押されちゅう」もんを選ばにゃあ。

 ムリやりまた語呂合わせで「8(はっ)5(こう)」やき、高級な発酵食品はどうぜよ。例えば高級なチーズもえいのお。実は意外にも、チーズはワインより日本酒の方が相性がえいがぜよ。チーズも日本酒も、乳酸菌とカビを使うた発酵食品やき。まあやってみて。大抵のチーズと日本酒はバッチリ合うきに。吟醸酒と高級チーズ。たまるか、セレブな晩酌になるぜよ!


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<8月6日>「広島原爆忌」「ハムの日」
 1945年(昭和20年)の8月6日午前8時15分、広島に原子爆弾が投下され、一瞬にして約14万人もの生命が奪われたがよ。この日は犠牲者の霊に黙祷を捧げ、世界平和を祈りながら飲まにゃあイカンぜよ。もう二度とあんな歴史的悲劇を繰り返すことがないよう、平和を祈って「和」の酒、日本酒を酌み交わそうじゃいか。また、この日は「8(ハ)6(ム)」の語呂合わせで、日本ハム・ソーセージ工業組合が制定した「ハムの日」でもあるきに、ツマミはハムでどうぜよ。丁度今年の8月6日は「夏の土用」の最終日にも当たっちゅうき、酷暑の時期で栄養価の高いもんを食べにゃあイカンがよ。肉厚のハムらあピッタリやないかよ。ほんなら酒は、コクのある純米酒でキマリぜよ。


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<8月7日>「鼻の日」「花の日」「立秋」
 8月7日は、「8(は)7(な)」の語呂合わせで日本耳鼻咽喉科学会が1961年(昭和36年)に制定した「鼻の日」ぜよ。ちなみに、これに3月3日の「耳の日」、8月8日の「ヒゲの日」、10月10日の「目の愛護デー」を合わせて、「日本四大顔面記念日」ゆうがやと。こりゃあかなり笑えるネタやろ?それはさて置いて、この日は「鼻の日」じゃきに鼻を使うて飲まにゃあイカンぜよ。ほんなら香りが華やかな吟醸酒しかないろう。

 さらに同じ語呂合わせで「花の日」でもあるらしいきに、「百花の王・司牡丹」の花のようにフルーティな吟醸酒でキマリぜよ!また、今年の8月7日は二十四節気のひとつ「立秋」でもあるがよ。初めて秋の気配が現われてくる時期とされちょって、この日から残暑になるがやけんど、実際は一番暑い時期ながよ。

 ほんじゃき夏バテ防止に栄養満点の、鼻が曲がるばあクサイ食べもんをツマミにせにゃあ!鼻が曲がるばあクサイゆうたら、「くさや」やろう。それもこの時期旬の、八丈島の最高級「青ムロアジのくさや」が一番ぜよ!鼻が曲がるばあクサイ「くさや」を、花のようにフルーティな吟醸酒でやったら、夏バテらあどっかへ吹っ飛ぶぜよ!・・・けんど、鼻がおかしゅうならんように気をつけてよ。


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<8月8日>「発酵食品の日」「ひょうたんの日」「ヒゲの日」
        「タコの日」「プチプチの日」

 8月8日は、たまるかゆうばあネタがあるがぜよ。

 まず、発酵の8と、末広がりの八で発酵食品の無限の可能性を示しちゅうとされる「発酵食品の日」。数字の8がひょうたんの形に似いちゅうき、全日本愛瓢会が制定した「ひょうたんの日」。漢字の八がヒゲの形に似いちゅうき「ヒゲの日」。タコの足が8本やき「タコの日」(7月2日も「タコの日」)。さらに、商品のクッション材らあに使われちゅう気泡シート「プチプチ」の粒々の配列が数字の8に似いちゅうのと、8をパチと読んだらプチに似いちゅうき、「プチプチの日」やと。

 さあ、これを全部こじつけるぜよ!まず「発酵食品の日」やき、発酵食品である酒を当然飲まなあイカン。

 ほんで「ひょうたんの日」やき、ひょうたん型のお銚子で日本酒を飲まなあイカン。さらに「ヒゲの日」やき、ヒゲのあるエビをツマミにせんとイカン。さらにさらに、「タコの日」やき、タコもツマミにせんとイカンぜよ。

 さて最後に困った「プチプチの日」。そういやあ、8月1日のブログ「フォーシーズンズ・夏の会に参加したぜよ!」にも書いたけんど、プチプチショップの店長でプチプチ文化研究所所長の杉山彩香さんと飲んで、つぶした音がこじゃんとえいプチプチをもろうたがぜよ。(プチプチホームページ:http://www.putiputi.co.jp プチプチショップ:http://www.rakuten.co.jp/putiputi )普通のプチプチじゃち、ついついつぶしとうなるがはワシだけやないろう。それがこの音のえいプチプチやったら、もうクセになりそうながよ。

 ほいたら、音のえいプチプチをつぶしもって飲むがはどうぜよ。プチプチにつぶれてもらえりゃあ、ナンボ飲んでも人間の方はツブレんっちゅう言い訳は、コジツケすぎやろうか?

 とにかく8月8日は、発酵食品である日本酒を、ひょうたん型のお銚子に入れて、ヒゲのあるエビと、8本足のタコをツマミにして(こういうツマミやったら純米生酒がピッタリぜよ。)、音のえいプチプチをつぶしもって飲むがをオススメするぜよ!こりゃあ、たまるかシュールな酒席になりそうなよ・・・。


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<8月9日>「長崎原爆忌」「よさこい祭り・前夜祭」
 1945年(昭和20年)の8月9日午前11時頃、長崎に原子爆弾が投下され、一瞬にして約7万4千人もの生命が奪われたがよ。この日は犠牲者の霊に黙祷を捧げ、世界平和を祈りながら飲まにゃあイカンぜよ。もう二度とあんな歴史的悲劇を繰り返すことがないよう、平和を祈って「和」の酒、日本酒を酌み交わそうじゃいか。

 また、この日は土佐の高知を代表する祭り、「よさこい祭り」の前夜祭ながよ。この日から12日まで、高知市内各所で「よさこい鳴子踊り」が繰り広げられ、13日には「高知市納涼花火大会」が開催されるがよ。いまや「よさこい」は、札幌の「よさこいソーラン祭り」を筆頭に全国各地に飛び火して、若者に大人気で広がり続けゆうがぜよ。「よさこい」ゆうたら、鳴子を持って踊らにゃイカン祭り。土佐にゃあ「風鳴子」ゆう酒造りに適した米があるきに、こりゃあこの日は「風鳴子」で造った日本酒を飲まにゃあイカンぜよ!

 ちなみに毎月9日は「クジラの日」でもあるらしいきに、ツマミは土佐の鯨肉でどうぜ?


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<8月10日>「健康ハートの日」「宿の日」
 「8(ハー)10(ト)」の語呂合わせで、日本心臓財団と厚生省(現在の厚生労働省)が1985年(昭和60年)に制定したがぜよ。夏の間に心と体のチェックをして、心臓病の多発する冬に備える日らしいがよ。ちなみに酒類の適量飲酒が、心臓病予防に効くっちゅうことが国際的にも認められてきゆうらしい。理由は、飲酒によって善玉コレステロールが増え、動脈硬化が抑制されるっちゅうのが、疫学的な定説ながやと。こりゃあ健康ハートのためにも飲まにゃあイカンぜよ!

 また、この日は「8(や)10(ど)」の語呂合わせで「宿の日」でもあるがよ。国際観光旅館連盟、日本観光旅館連盟、全日本旅館連盟、日本観光協会の宿泊観光4団体が、1992年(平成4年)に制定したらしい。しかし、まるで一時のプロレス団体戦国時代ばあ、いろんな団体があるがやのお。それはさて置き、いろんな旅館団体に敬意を表して、こりゃあこの日は旅に出て旅館に泊まらにゃイカンぜよ!ほいたら飲むがは、その地域の地酒でキマリよ。ゆっくり温泉にでもつかって、その地域ならではの旬の料理と旬の地酒(夏はやっぱり生酒ぜよ!)でやるがは、やっぱりたまらんきに!けんど「健康ハートの日」じゃきに、適量飲酒で抑えにゃイカンぜよ。


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<8月11日>「ガンバレの日」「竹村昭彦誕生日」
 1936年(昭和11年)のこの日、ベルリンオリンピックの女子平泳ぎ200メートル決勝で、ラジオの実況中継をしよった河西アナウンサーが、先頭を泳ぎゆう前畑秀子選手に「前畑ガンバレ!」を36回繰り返し、日本中をわかせたきに「ガンバレの日」やと。結果、前畑選手は日本人女性初の金メダルを獲得したがよ。こりゃあ目出度い日じゃ。飲まなあイカンぜよ。日頃ガンバリゆう自分へのご褒美じゃき、タップリ飲んどうせよ。

 しかもこの日は、ナント、ワシ(竹村昭彦)の誕生日(昭和37年8月11日)でもあるがぜよ。ワシゃあ「よさこい祭り」の真最中に生まれたきに、お祭り好きになったがじゃろうかのお?こりゃあこの日は、もう司牡丹を飲むしかないろう。ワシと同じ年に新発売された、大吟醸市販の先駆け、「デラックス豊麗司牡丹(純米大吟醸原酒)」がオススメぜよ。毎月11日は「メンの日」らしいきに、ツマミはメンものでどうやろう。意外にも冷製パスタらあが大吟醸とよう合うがぜよ。まあやってみてちや。


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〈8月12日〉「太平洋横断記念日」
 1962年(昭和37年)のこの日、当時23歳やった堀江謙一さんが、全長わずか5.8メートル、幅2メートルの小型ヨット「マーメイド号」で太平洋横断に成功し、アメリカのサンフランシスコに到着したことに由来するがぜよ。兵庫県西宮を出発してから93日ぶりの快挙やったがやと。こりゃあ太平洋横断を記念して、太平洋の幸を食わなイカンぜよ。

 夏場が旬の海の幸は、意外に美味いもんが多いがよ。アイナメ、カンパチ、イシダイ、シマアジ、トビウオ、アナゴ、アワビ。なかなか見事なラインナップやろうがよ。これら太平洋の幸をさらに美味しゅうする酒は、こりゃもう日本酒しかないろう。さらに純米生酒やったら言うことなしぜよ。

 ちなみに毎月12日は「豆腐の日」らしいきに、冷奴もラインナップに入れちゃってよ。当然太平洋の幸カツオブシをたっぷりかけなあイカンぜよ。


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<8月13日>「夜景の日」「東京湾大華火祭」「高知市花火大会」「月遅れ盆迎え火」
 1991年(平成3年)に函館市が、美しい夜景の街として観光客が増加することを願って制定した日ぜよ。夜景のヤで8月、ケイはK、つまりトランプのキングで13日という理由づけながやと。こりゃあ夜景を見ながら飲まなあイカンぜよ。さらにこの頃は、全国で花火大会が開催される時期。

 今年は「東京湾大華火祭」も「高知市花火大会」も8月13日ながよ。美しい夜景と華麗な花火をサカナに乾杯ぜよ。ちなみに打ち上げ花火の名前を玉名ゆうがやけんど、基本は「牡丹」「菊」「柳」の3つながよ。「牡丹」は尾を引かん丸い花が開く花火、「菊」は尾を引く丸い花が開く花火、「柳」はしだれる花火ながぜよ。例えば、中心が銀色で紅色の尾を引かん花が開く花火は「銀芯紅牡丹」ゆうがよ。なかなかカッコえいろうがよ。ほいたら飲むがは、百花の王「司牡丹」に決まりぜよ。またこの日は「月遅れ盆迎え火」でもあるきに、ご先祖様に感謝しもって飲まなあイカンぜよ。でっかい打ち上げ花火の迎え火に、ご先祖様もさぞビックリすることやろう。


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<8月14日>「特許の日」
 1885年(明治18年)のこの日、日本最初の専売特許が交付されたことにちなむがよ。特許第1号は、サビ止め塗料とその塗り方やったらしいぜよ。こりゃあ第1号の「サビ止め塗料」に敬意を表して、「サビ(ワサビ)」の効いたもんをツマミに飲まなあイカンろう。ワシも大好きな「タコワサ」(タコのワサビ漬け)らあはどうぜよ。ほんなら酒は純米の生酒あたりがサイコーやろう。「タコワサ」と純米生酒でえい気分になったら、特許のアイデアでも考えてみんかよ。心地えい酔いの中で、画期的な特許のアイデアが誕生するかもしれんぜよ。


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<8月15日>「終戦記念日」「月遅れ盆」「刺身の日」
 1945年(昭和20年)のこの日、天皇陛下による戦争終結の玉音放送がなされ、3年8ヶ月に及んだ太平洋戦争が終わったがぜよ。1963年(昭和38年)からは毎年政府主催で、「全国戦没者追悼式」が行なわれ、正午から1分間の黙祷が捧げられるがよ。今年は特に戦後60年の節目の年。世の中は60~70年周期で同様の事が起こるっちゅう説もあるきに、いま終戦後当時に思いを馳せる事が大いに意味がありゃあせんろうか。

 戦没者に黙祷を捧げたら、「月遅れ盆」でもあるきに、ご先祖様にも感謝の祈りを捧げにゃあイカンろう。ほんで世界平和を祈願しもって、「和」の酒・日本酒を酌み交わそうぜや。ツマミは刺身ぜよ。丁度この日は「刺身の日」でもあるがやき。1448年(文安2年)8月15日、室町時代後期の書記官・中原康冨の日記に、文書として初めて刺身が登場しちゅうき「刺身の日」ながやと。こりゃあ刺身で一杯やらなあイカンぜよ。この時季はカンパチ、シマアジ、アワビなどなど、刺身で美味い魚が旬やき、最高やろう。純米生酒あたりと夏魚の刺身・・・こりゃたまらんぜよ!


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<8月16日>「女子大生の日」「月遅れ盆送り火」
 1913年(大正2年)のこの日、東北帝国大学(現在の東北大学)が女子受験生3人の合格を発表し、日本初の女子大生が誕生したがやと。こりゃあ目出度い!何が何でも女子大生を誘うて飲まなあイカンぜよ!ほんで8月16日の意味をじっくり教えちゃり!当時は大正時代やき、その時代に思いを馳せて、レトロな雰囲気の和風居酒屋で飲もうぜや。当然飲むがは日本酒よ。吟醸生酒あたりを注文すりゃあ、「え?コレが日本酒?美味し~い!」ゆうて盛り上がること請け合いやき。けんど調子にのって悪さしちゃあイカンぜよ。「月遅れ盆送り火」でもあるきに、早めに家に帰って感謝を込めてご先祖様を送り出しちゃらなあ。ほいでまた家で一杯。飲み過ぎんようにのお。


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〈8月17日〉「プロ野球ナイター記念日」「パイナップルの日」
 1948年(昭和23年)のこの日、日本プロ野球史上初の夜間の公式試合が開催されたことを記念した日ながぜよ。

 場所は横浜ゲーリック球場、試合は中部(現在の中日)が巨人を3対2で下したがやと。こりゃあナイター中継見ながら飲まなあイカンぜよ。

 ナイター見ながら飲むゆうたら、ビールが定番と思うちゅう人が多いかもしれんけんど、なかなか日本酒もえいもんぜよ。

 しかもこの日は、「8(パ)1(イ)7(ナップル)」の語呂合わせで「パイナップルの日」でもあるきに、ツマミはパイナップルにせにゃあ。

 ほいたら合わせる酒はビールよりも日本酒ぜよ。え?日本酒でもパイナップルでは飲みとうないかよ?そんなこたあないぜよ。吟醸生酒あたりとパイナップルは、意外とよう合うがやき。それでも抵抗があるがやったら、パイナップルを生ハムで巻いてみてちや。これが吟醸生酒とバッチリ合うて、夏のツマミにゃあかなりイケルがやき


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<8月18日>「太閤忌」「米の日」「猛暑の特異日」
 1598年(文禄7年)のこの日、太閤・豊臣秀吉が「露と落ち露と消えぬる命かな浪花のことは夢のまた夢」の辞世の句を残して亡くなったがぜよ。いち農民から太閤まで成り上がり、日本の立身出世物語の代表的人物とも言える豊臣秀吉。独立起業ブームの昨今、秀吉の一生を振り返ってみるのもえいかもしれんぜよ。

 辞世の句に「夢のまた夢」とあるけんど、夢を語り合いながら飲む酒は、また格別よ。丁度8月18日は「八十八」で「米の日」(平成10年に岩手県農政部農産物流通課が制定)でもあるきに、夢を語りもって米の酒・日本酒を飲もうぜや。

 またこの日は、統計的に猛暑になることが多い「猛暑の特異日」らしいきに、涼を誘う飲み方をせにゃあイカンろう。ほんなら「滝見酒」らあはどうぜよ?緑濃い自然の中で、飛び散る滝のしぶきから出たマイナスイオンを浴びもって飲みゃあ、涼しい上に癒し効果も抜群ぜよ。そこに流水でキーンと冷やいた生酒が入りゃあ、太閤秀吉を超えるばあのデッカイ夢の話しが飛び出すかもしれんのお。


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<8月19日>「俳句の日」
 1991年(平成3年)のこの日、「8(は)1(い)9(く)」の語呂合わせから、正岡子規研究家の坪内稔典さんらあの発案で制定されたがぜよ。「日本一短い季節の小道具」でもある俳句。こりゃあこの日くらいは、一句でもえいきに俳句を捻り出してみようぜや。

 そうは言うてもなかなか簡単にゃあ浮かんでこんろうき、ここは酒の力を借りんとイカンろう。俳句は季語が必要やき、季節感あふれる旬のツマミと旬の日本酒・生酒で飲りゃあ、名句も浮んでくるっちゅうもんぜよ。ナスやウリ系のもんがこの時季らしい旬の食材やき、それらあを使うた料理と冷やいた生酒を合わせりゃあ、最高やろう。


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<8月20日>「誕生記念筆の日」
 赤ちゃんの産毛(毛髪)で誕生の記念筆を制作しゆう「赤ちゃん筆センター(株)」が、1999年(平成11年)に制定したがぜよ。8月を「ハッピー」、20日を「ふで」として、「ハッピーな筆」と読んだ語呂合わせながやと。こりゃあへんしも親戚・知人・ご近所さんらあを当たって、最近赤ちゃんが産まれた人を探さにゃあ!意地でも見つけ出いて、そのお祝いに飲まなあイカンぜよ。

 赤ちゃん本人が参加できんじゃち構うもんか。その子の名前を「筆」で大きゅう書いて壁に貼り付け、その名をサカナに飲んだらえいきに。この時に飲む酒は、酒名が「筆書き」された日本酒でキマリやろう。1本だけ最高ランクの大吟醸酒でも買うて来て、そのボトルに赤ちゃんの名前を「筆書き」して、長期貯蔵させるがもオススメぜよ。土蔵にでも貯蔵しちょいて、20年後20歳になったその子と一緒に飲めたら、こりゃ最高やろう。


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<8月21日>「噴水の日」
 1877年(明治10年)のこの日、東京・上野公園で第1回内国勧業博覧会が開催され、会場中央の美術館前の人工池に日本初の西洋式噴水が作られたがぜよ。もっとも正式に落成したがは9月8日やったらしいけんど。そうはゆうたち8月21日が「噴水の日」であることに違いはないがやき、目出度い日よ。こりゃあ近所の噴水を探して、夕方にでもその前で涼みもって飲まなあイカンろう。

 さらに毎月21日は「漬物の日」ながよ。毎年8月21日、名古屋市郊外の萱津神社で「香の物祭」が行なわれゆうことに因んで、全日本漬物協同組合連合会が制定したらしいがぜよ。こりゃあツマミは漬物でキマリやろう。ほいたら飲む酒は日本酒しかないろうがよ。外の噴水の前で飲むがやき、手軽なカップ酒あたりがえいろう。最近は全国の地酒のカップ酒も結構出回っちゅうき、いろんな銘柄を選んで持っていけるがぜよ。噴水のしぶきで涼んで、マイナスイオンを浴びながら、カップ酒と漬物で乾杯ぜよ!


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<8月22日>「チンチン電車の日」「藤村忌」
 1903年(明治36年)のこの日、東京電車鉄道の路面電車が新橋~品川間で営業を開始。東京で初めてチンチン電車(路面電車)が走ったがぜよ。東京にも高知にも、まだチンチン電車が残っちゅうきに、こりゃあそれ以外の地域の人も、へんしも近くを走りゆうチンチン電車を探して、乗りに行かなあイカンぜよ。レトロな気分に浸りもっての小旅行。外の景色をサカナにカップ酒を飲みゃあ、行ったことない場所じゃち、なんとなく懐かしい気分になってきそうなちや。

 ちなみに毎月22日は、1987年(昭和62年)に毎日新聞社と味の素らあが制定した「夫婦の日」らしいきに、この小旅行は是非とも夫婦で出かけにゃあ。適当な場所で降りて、そのへんの居酒屋にでも夫婦で入って、また日本酒を酌み交わしゃあ、あっという間に時間が経つろう。けんどこの日は、1943年(昭和18年)に島崎藤村が亡くなった日で「藤村忌」でもあるきに、「夜明け前」まで飲んだち構わん日ながぜよ。


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<8月23日>「一遍忌」「処暑」
 1829年(文政12年)8月23日は、時宗の開祖である一遍上人(いっぺんしょうにん)の命日ながよ。一遍上人は、民衆救済のために念仏踊りを広めもって日本全国を約16年間に渡って巡り歩き、「遊行聖(ゆぎょうひじり)」と呼ばれた方ながぜよ。こりゃあ一遍上人を偲んで、この日は日本全国を巡りたいところやけんど、それもなかなか叶わんろうきに、せめて日本全国の地酒を集めて、各地の地酒飲み比べで旅の気分を味わうっちゅうのはどうぜよ。ついでに各地の珍味や酒肴も取り寄せられたら最高やのお。

 また毎月23日は「天ぷらの日」でもあるらしいきに、天ぷらも用意せにゃあ。さらに、年によって日がずれるけんど、今年の8月23日は、暦の二十四節気の「処暑(しょしょ)」でもあるがやき。暑さが峠を越えて後退し始める頃という意味ながぜよ。けんどまだまだ残暑も厳しいろうし、丁度そんな頃に夏の疲れがドッと出てくるもんながよ。ほんじゃきやっぱり、「夏バテ防止三大食べ物」(ウナギ、焼肉、天ぷら)の一つ、天ぷらがピッタリながぜよ。


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<8月24日>「愛酒の日」「大噴火の日」
 1885年(明治18年)のこの日は、酒をこよなく愛して「酒の歌人」と言われた若山牧水の誕生日やき、「愛酒の日」ながやと。こりゃもうコジツケせんじゃち堂々と酒が飲める日ぜよ!牧水の「讃酒歌」をじっくり味わいもって飲もうぜや。

「それほどにうまきかとひとの問いたらば 何と答へむこの酒の味」

「白玉の歯にしみとほる秋の夜の 酒は静かに飲むべかりけり」

「人の世にたのしみ多し然れども 酒なしにしてなにのたのしみ」

「うまきもの心にならべそれこれと くらべまわせど酒にしかめや」

 生涯に残した七千首のうち、酒を詠うたもんが二百首もあるらしいきに、いろいろ調べ出し、一首一首堪能しもって飲みたいもんじゃのう。酒のうまさが一層深まるぜよ。けんど実は牧水は1日に最低1升は飲んだらしゅうて、肝硬変を患うて43歳の若さで亡くなってしもうちゅうきに、飲み過ぎにゃあ気をつけんとイカンぜよ。健康長寿の秘訣は適量飲酒じゃきにのお。


 しかもこの日は、紀元79年イタリアのナポリ湾を臨むベスビオス火山が大爆発して、ふもとの町ポンペイを埋没させた日で、「大噴火の日」とされちょって、別名「怒りの日」とも言われちゅうがよ。ちなみに、三宅島が大噴火したがも1962年(昭和37年)のこの日らしいぜよ。こりゃああんまり飲み過ぎて、奥さんが「大噴火」して「怒りの日」にならんよう、気をつけにゃあイカンっちゅうことやろうのお。


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<8月25日>「即席ラーメン記念日」
 1958年(昭和33年)のこの日、日清食品が世界初のインスタントラーメンである「チキンラーメン」を発売したき、「即席ラーメンの日」ながやと。こりゃあ目出度い。飲まにゃあイカンぜよ。

 けんど、普通に「チキンラーメン」にお湯かけて食べるだけやと酒のサカナとしちゃあイマイチながよ。まずは「チキンラーメン」を砕いて、そのまま食べて付き出しに。ほとんど「ベビースターラーメン」と同じ味じゃき、ビールのツマミに最高よ。ほんで次は、その砕いたメンの上に夏野菜をタップリ使うたあんかけを乗せりゃあ、ほとんど味付けせんでも「カタヤキソバ」みたいなツマミになるがぜよ。こっちは日本酒にピッタリやき、日本酒でチビチビやろうぜや。チクとコクのある純米酒あたりの常温が合うろう。ほんで締めは当然、お湯をかけた「チキンラーメン」。飲んだ後のラーメンは最高やのお。しかしこりゃかなり安上がりぜよ。


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<8月26日>「ユースホステルの日」
 ユースホステルの創始者、アルト・シルマンを記念する日ぜよ。ドイツの小学校教師やったシルマンは1909年のこの日、生徒達と遠足に出かけたがやと。ほいたら突然の大雨が降りだいて、小学校で雨宿りすることになったがよ。けんど夜になったち雨は止まんかって、翌朝までその小学校で過ごすことになったと。この経験から、旅行中の青少年が何かあった時に駆け込め、安い料金で安心して宿泊できる施設の必要性を感じて、ユースホステルを創設したがぜよ。ほんでこの日にゃあ、世界中のユースホステルで記念行事が開催されるがやと。

 こりゃあ感動的な話しぜよ。へんしもどこかのユースホステルを予約して、1泊して飲まんとイカンろう。ほいたら飲むがはその地の地酒でキマリぜよ。ユースホステルは大抵地場の食材を使うた食事が出されるきに、地酒がピッタリながよ。ちなみに高知市にゃあ、「高知ユースホステル 酒の共和国」(高知市福井東町4-5 電話:088-823-0858 http://www1.quolia.com/sakenokuni/ )ゆうて、土佐の地酒をバッチリ揃えちょって利き酒らあも出来る最高のユースホステルがあるがよ。こりゃあこの日は是非ここへ泊まりたいもんじゃのお。


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<8月27日>「益軒忌」
 「養生訓」で知られちゅう江戸時代の儒学者・貝原益軒が亡くなったがが、1714年(正徳4年)のこの日ながぜよ。現代の健康法に当たる「養生訓」を著わした益軒は、自らも85歳まで長生きしちゅうがよ。江戸時代としちゃあまさに長命ぜよ。ほんで貝原益軒、「養生訓」と言やあ、燗酒よ。「養生訓」にゃあ次のような文章があるがやき。
「およそ酒は冷たくして飲んではよくないし、熱くしすぎて飲んでもよくない。なまぬるい酒を飲むのがよい。およそ酒を飲むのはその温かい気をかりて陽気を補助し、食のとどこおったのをめぐらすためである。」

 益軒は健康法としてとして「ぬる燗」を勧めゆうがよ。ほんでこの頃、江戸時代中期頃から一年中燗をつけて飲むようになったらしいがぜよ。こりゃあこの日は「ぬる燗」で飲まにゃあイカンろう。まだまだ残暑が厳しい頃やけんど、夏の燗酒もなかなかえいもんぜよ。ちなみに毎月27日は、「2(つ)7(な)」の語呂合わせで「ツナの日」らしいきに、ツナを使うたツマミと、純米酒の「ぬる燗」でキマリぜよ!


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<8月28日>「気象予報士の日」「道元忌」(どうげんき)
 1994年(平成6年)のこの日、第1回「気象予報士国家試験」が行なわれたきに「気象予報士の日」ながやと。合格率は18%やったらしいぜよ。ほいたらこの日は晴れようが曇ろうが雨が降ろうが、空を眺めもって飲もうぜや。たまにゃあこういう自然と差し向かいの飲み方もえいもんぜよ!

 さらにこの日は、曹洞宗開祖の道元禅師の命日でもあるがよ。1253年(建長5年)の8月28日に亡くなったがぜよ。

 実は8月28日ゆうても旧暦じゃき、今の新暦でゆうたら9月29日頃になって、その日に「道元忌」をやるところが多いがやけんど、まあそれはそれよ。両方の日にやったちかまうかよ。

 道元禅師ゆうたら「正法眼蔵」を著わしたことで有名やけんど、「典座教訓(てんぞきょうくん)」「赴粥飯法(ふしゅくはんぽう)」ゆう著書もあるがぜよ。ちなみに「典座」とは、禅道場の食事を作る係のことで、「典座教訓」とは典座職の重要性と食事を作る時の心得を記したもの。

 また「赴粥飯法」とは、食事を食べる時の心得を記したものながよ。講談社学術文庫「典座教訓・赴粥飯法」の説明文にゃあ、次のようにあるがやき。「<典座教訓>には、禅の修行道場における食を司る典座の職責の重要さが記され、この典座が調理してくれた食事を頂く修行僧の心得を示したのが<赴粥飯法>である。道元は、両者の基本にあるものこそ仏道修行そのものであると力説する。飽食時代といわれる昨今の食生活を省みるとき、本書のもつ現代的意義は大きく、多くの示唆に富む必読の書といえよう。食と仏法の平等一如を唱えた道元の食の倫理。」

 なかなかスゴイ書物じゃろう?こりゃあ是非この日はこういう精神で、心して飲み食いせにゃあイカンぜよ。心をこめて懐石風のツマミを調理し、心をこめてキチンといただかにゃあ。ほんで空の模様を眺めもって「般若湯(日本酒)」をいただきゃあ、ちょっとした悟りの境地に至れるかもしれんぜよ!


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<8月29日>「文化財保護法施行記念日」「焼き肉の日」
 1950年(昭和25年)のこの日、国宝・重要文化財等を保護するための基本となる法律「文化財保護法」が施行されたがぜよ。こりゃあへんしも、近くの文化財を見に行かにゃあ。ほんでタップリ文化財の素晴らしさを堪能したら、家に帰って焼き肉で晩酌ぜよ!この日は「8(やき)2(に)9(く)」の語呂合わせで、「焼き肉の日」ながやき。全国焼き肉協会が1993年(平成5年)に制定したがやと。

 まだまだ残暑が厳しい時期じゃきに、「夏バテ防止三大食べ物」(ウナギ、焼き肉、天ぷら)の一つ、焼き肉がピッタリながぜよ。焼き肉というたらビールか焼酎のイメージかもしれんけんど、忘れちゃイカンぜよ、この日は「文化財保護法施行記念日」でもあるがやき、日本の食の文化財とも言える日本酒を飲まにゃあ!「原酒」や「にごり酒」あたりが、焼き肉の濃い味にゃあバッチリ合うがよ。まあ、やってみてちや。美味いぜよ!


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<8月30日>「冒険家の日」「ハッピーサンシャインデー」
 1970年(昭和45年)のこの日、植村直巳氏がマッキンリーに単独登頂し、1965年(昭和40年)のこの日には、同志社大学南米アンデス・アマゾン遠征隊がアマゾン川の源流から130kmを世界で初めてボート下りし、1989年(平成元年)のこの日には、堀江謙一氏が小型ヨットで太平洋を横断したがぜよ。こりゃあスゴイ日ぜ、飲まにゃあイカンぜよ。まずは冒険家達に敬意を表して、昼間は山か川か海にでも行って、ミニミニ冒険をしてこうや。ほんで、丁度この日は「8(ハッピー)30(サンシャイン)」と読ませて、太陽みたいに明るい笑顔で過ごいたらハッピーな気分になれるっちゅう「ハッピーサンシャインデー」でもあるきに、太陽に感謝しもって明るい笑顔で飲もうぜや。毎月30日は「みその日」でもあるきに、味噌料理がツマミぜよ。「ナスの味噌炒め」らあはどうぜ。ほいたら日本酒がピッタリよ。夏の終わりの純米生酒でも楽しもうや。

 余談やけんど、「ハッピーサンシャインデー」は、この日に生まれた人は笑顔のステキな人が多いことから生まれた記念日やという説があるがぜよ。確かに、この日が誕生日の「小谷実可子」や「松本潤(「嵐」のメンバー)」はナルホドやけんど、「井上陽水」と「宮路オサム(「殿様キングス」のメンバー)」はドーカと思うぜよ!


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<8月31日>「野菜の日」
 1983年(昭和58年)に、全国青果物協同組合が野菜の栄養価やおいしさを見直してもらおうと制定したがやと。「8(や)3(さ)1(い)」の語呂合わせからぜよ。

 ほいたらこの日は、旬の夏野菜料理をサカナに飲まなあイカンろう。もう夏も終わりやけんど、夏の疲れが出てくる時期じゃきに、サッパリした夏野菜料理が最適ながよ。

 夏野菜と言やあ、「果菜類」や「豆類」が中心で、キュウリ、ナス、ピーマン、オクラ、トウモロコシ、カボチャ、トマト、インゲン、エンドウマメ、エダマメ等々。これらあを炒めた夏野菜の炒めものらあてどうぜよ。

 本醸造や純米の生酒がバッチリ合うきに。「旬があるのは日本酒だけ!」やきに、ゆく夏を惜しみもって夏野菜と合わいて夏が旬の生酒を飲みゃあ、たまった疲れも吹っ飛ぶぜよ。





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