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◆日本酒・清酒・宇宙酒・土佐宇宙酒・幻の酒・焼酎
老舗日本酒造元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog『口は幸せのもと!』
 「酒飲みの言い訳 365日、明日も飲めるゼヨ!」

〈2月1日〉「テレビ放送記念日」「ニオイの日」

 1953年(昭和28年)のこの日、NHK東京放送局が日本初のテレビの本放送を開始したき、この日は「テレビ放送記念日」ながぜよ。この日の午後2時、東京・内幸町の東京放送会館から「JOAK-TV、こちらはNHK東京テレビジョンであります。」の第一声が放送されたがよ。当時の受信契約数は866台、受信料は月200円やったがやと。

 さらにこの日は、「に(2)お(0)い(1)」の語呂合わせから、2000年(平成12年)に制定された「ニオイの日」でもあるがよ。P&G「ファブリーズ暮らし快適委員会」が、嫌なニオイを消し去る消臭商品の普及を目的に、ニオイについて考える日をっちゅうことで、この日を制定したがぜよ。生活上のニオイの研究や意識調査らあも行いゆうがやと。

 ほいたらこの日は、まずはテレビを観にゃあ。テレビの存在に感謝しもって、たまにゃあNHKの番組を観てもうぜや。

 ほんで夜は、ニオイの強いもんをツマミに飲まなあイカンがよ。ほんなら納豆料理らあはどうぜよ。イカ納豆、納豆の天ぷら、納豆のハンペン包み揚げ、納豆汁等々、意外にいろんな料理が作れるがやき。納豆料理ゆうたら、酒はもう日本酒にキマリながよ。特に山廃純米酒らあがピッタリながぜよ。



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〈2月2日〉「夫婦の日」「頭痛の日」

 (株)OS司会センター代表の末広幸子氏が、仲のえい夫婦が増えることを願うて、1987年(昭和62年)に「夫婦の日」を制定したがぜよ。「ふう(2)ふ(2)」の語呂合わせからで、毎年この日にゃあ、「夫婦の日の集い」のイベントらあを企画したりしゆうがやと。

 さらにこの日は、慢性頭痛に悩む人らあで結成した「頭痛撲滅委員会」が、2001年(平成13年)に制定した「頭痛の日」でもあるがやき。「ず(2)つう(2)」の語呂合わせからで、慢性頭痛に悩む「頭痛持ち」の存在をアピールし、社会に理解の輪を広げる日ながやと。

 ほいたらこの日は、夫婦(独身の人はカップル)水入らずで、2人だっけで飲もうぜや。夫婦で「ふーふー」言いもって、鍋でもつつきながら飲むががオススメながよ。

 女性にゃあ頭痛持ちが多いきに、頭痛に効く鍋料理で飲まにゃあ。ほんなら「鶏レバー鍋」がオススメながやき。

 ショウガと酒を入れた湯でサッとゆでて臭味を取った鶏レバーと、豆腐、シイタケ、ニンジンらあの野菜の具材を、昆布ダシをベースに煮るがよ。

 隠し味にハチミツもチビッと使おうぜや。レバーや昆布はマグネシウム・ビタミンB2が多いきに、頭痛に効くと言われちゅうし、豆腐も血行を良うして肩コリらあを解消して頭痛を防ぐし、ハチミツにゃあリラックス・鎮静効果があるき、これも頭痛に効果があるがやき。ほんでこの鍋に合わせる酒は、純米吟醸酒にしてもうや。日本酒にゃあストレス解消効果があるし、さらに香りの高い吟醸酒やったら、アロマテラピー同様の鎮静効果も高うなるがやき。

 夫婦二人、ラブラブで鶏レバー鍋と純米吟醸酒をやりゃあ、いろんな頭痛のタネも吹っ飛んでのうなること請け合いぜよ。



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〈2月3日〉「大岡越前の日」「節分」「のり巻の日」

 1717年(享保2年)のこの日、大岡越前守忠相が南町奉行に就任したき、この日は「大岡越前の日」ながぜよ。

 ちなみに、「大岡裁き」と呼ばれる名裁判で有名やけんど、ホンマは19年間の在任中の裁判は3回だけで、そのうち忠相が執り行うたがは1回だけやったがやと。

 ほいたらこの日は大岡越前に因んで、チクとリッチに旬の越前ガニを食べろうぜや。料理方法も奉行に因んでカニ鍋よ。鍋奉行役は、当然公正な「大岡裁き」を頼むぜよ。合わせる酒は、もちろん日本酒。「しぼりたて」新酒らあがバッチリながよ。

 さらに今年のこの日は、「節分」でもあるがやき。本来は各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことやけんど、現在では春の節分だっけ行われゆうがよ。ほんで節分の意味やけんど、季節の変わり目にゃあ邪気が生じると考えられちょって、それを追い払うため、この日の夕暮れ、柊の枝に鰯の頭を刺したもんを戸口に立てておいたり、炒った大豆をまいて年の数ばあ食べたりする習慣があるがぜよ。

 ほんならこの日は、超辛口の酒を飲まにゃあ。超辛口の酒は別名「鬼ころし」言うき、この日に超辛口酒を飲みゃあ、鬼も裸足で逃げ出すがぜよ。

 さらに、節分の夜に恵方(その年の吉の方角=今年は南南東)に向こうて太巻きを食べると幸せになれるっちゅう言い伝えから、この日は「のり巻の日」でもあるがやき。1987年(昭和52年)に、全国海苔貝類漁業協同組合連合会が制定したがやと。ほんなら飲み終った後の食事は、太巻きの丸かじりでキマリながぜよ。



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〈2月4日〉「西の日(ウエスト・デー)」「立春」

 この日は「に(2)し(4)」の語呂合わせで、「西の日(ウエスト・デー)」ながやと。この日に西の方へ向こうたら、幸運に巡り会えるとされちゅうがよ。また、西から来た人と仲良うなれるとか、とにかく西にこだわった日ながやき。

 ほいたらこの日は、名前に「西」があるとか、「関西」出身とか、「西町」に住んじゅうとか、とにかく「西」にからんだ友達らあを集めて、「ウエスト・デー・パーティ」を開催しようぜや。「西」に関わりがある証拠の品が、パーティの入場券替わりぜよ。ほいたら料理も「西」にこだわって「関西料理」にしようぜや。京野菜や瀬戸内の新鮮な魚を材料に、おダシを効かいた薄口の味付けっちゅうんが関西料理ながよ。ほんなら酒も、西の酒にしようぜや。

 さらに今年のこの日は、「立春」でもあるがぜよ。暦の二十四節気のひとつで、初めて春の気配が現れてくる日ながやき。立春は雑節の基準となる日で、八十八夜や二百十日らあを起算する元となっちゅう等、お正月同様、お目出度いスタートの日でもあるがぜよ。ほいたらこの特別な日を祝うて、純米吟醸生原酒「立春朝搾り」を飲まにゃあイカンがよ。これは、立春の早朝に搾った日本酒をその日のうちに飲むことができるっちゅう、究極の「しぼりたて」ながよ。今年は全国30ヶ所の蔵元で、たった1日で約10万本が出荷されるらしいきに、こりゃへんしも注文せにゃイカンぜよ。



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〈2月5日〉「プロ野球の日」(職業野球連盟設立の日)

 1936年(昭和11年)のこの日、全日本職業野球連盟(後に日本野球連盟と改称)が結成され、プロ野球が誕生したき、この日は「プロ野球の日」ながぜよ。ほんで、当時は以下の7チームやったがやと。

●東京巨人軍(現在の読売ジャイアンツ)
●大阪タイガース(現在の阪神タイガース)
●大東京軍(後の松竹ロビンス。大洋ホエールズと合併し現在は横浜ベイスターズ)
●名古屋軍(現在の中日ドラゴンズ)
●阪急(後の阪急ブレーブス。現在のオリックス・ブルーウェーブ)
●東京セネタース(後に解散)
●名古屋金鯱軍(後に解散)

 ほいたらこの日は、プロ野球の開幕はまだやき、野球の珍プレー好プレーのビデオでも見もって飲もうぜや。食べもんは、ベースボール・マガジン社から「野球食」(海老久美子 著)っちゅう本が出ちゅうきにその本を買うて、それに載っちゅう料理を作らにゃあ。酒はもちろん、水島新司先生の野球漫画「あぶさん」みたいに、豪快に淡麗辛口の日本酒を、冷やで飲まにゃあイカンがぜよ。



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〈2月6日〉「海苔の日」「抹茶の日」

「海苔の日」は、1966年(昭和41年)に全国海苔貝類漁業協同組合連合会が制定し、翌年から実施したがやと。702年(大宝元年)1月1日(新暦2月6日)に大宝律令が施行され、その中で海苔が産地諸国の物産として年貢に指定されたきに、この日は「海苔の日」ながよ。また、この頃に海苔の生産の最盛期を迎えるき、この日を記念日としたがやと。
さらにこの日は、茶道で釜をかけて湯をわかす道具「風炉」から「ふ(2)ろ(6)」の語呂合わせで、「抹茶の日」でもあるがぜよ。愛知県の西尾市茶業振興協議会が西尾茶創業120年を記念して制定したがやと。
ほいたらこの日は、海苔と抹茶を使(つこ)うた料理で、飲もうぜや。海苔は刻みゃあ、いろんな料理にかけるだっけで、海の風味が味わえるがやき。抹茶は、塩と混ぜて「抹茶塩」にしちょきゃあ、いろんな料理に使えて、手軽に抹茶の色と風味が楽しめるがやき。
海苔の風味、抹茶の風味のする料理に合わすにゃあ、日本酒しかないがよ。淡麗辛口タイプの純米酒あたりがオススメながぜよ。



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〈2月7日〉「北方領土の日」「オリンピックメモリアルデー」

 北方領土返還運動を盛り上げるために、1981年(昭和56年)に日本政府が「北方領土の日」を制定したがやと。日付けの由来は、1855年(安政元年)12月21日(新暦1855年2月7日)に日露和親条約が締結され、北方四島が日本固有の領土として認められたきながよ。

 またこの日は、「オリンピックメモリアルデー」でもあるがぜよ。1998年(平成10年)2月7日に開会した、長野冬季オリンピックを記念して、(社)日本青年会議所北陸信越地区長野ブロック協議会が、この日を「オリンピックメモリアルデー」に制定したがやと。自然との共生を広うに世界に呼び掛けた長野冬季オリンピックの精神を永遠に伝え、自然・環境との関わりを考える日ながぜよ。

 ほいたらこの日は、過去のオリンピック名場面のビデオでも観ながら、飲もうぜや。ツマミは、北方領土に思いを馳せもって、その辺りで獲れたタラバ蟹らあはどうぜよ。蟹シャブらあて最高やろうのお。ほんなら酒は日本酒ながよ。フレッシュ爽やかな「しぼりたて」新酒らあが、蟹の風味とバッチリながぜよ!



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〈2月8日〉「〒マークの日」「御事始め」「針供養」

 1887年(明治20年)のこの日、逓信省(後の郵政省、現在の日本郵政公社)のマークが逓信の「テイ」に合わいて、甲乙丙丁の「丁」に決定したがよ。けんど、万国共通の郵便料金不足の記号「T」と紛らわしいことが分かり、6日後の14日に、「テイシンショウ」の「テ」を図案化した「〒」の誤字やったことにして変更したがやと。ほんでこの日は「〒マークの日」になったがぜよ。

 またこの日は、その年の農事等雑事を始める日、「御事(おこと)始め」の日でもあるがやき。12月8日の、農事等雑事をしまう「御事納め」の日同様、江戸時代にゃあ、里芋・こんにゃく・にんじん・小豆を入れた「御事汁」を食べたがやと。

 さらにこの日は、裁縫を休んで、折れた針や錆びた針らあを集めて豆腐やこんにゃくらあの柔らかいもんに刺いて供養する、「針供養」の日でもあるがぜよ。「針供養」は、地方や神社によって日がマチマチらしいがやけんど、関西じゃあ一般的に「御事納め」の12月8日に、関東じゃあ一般的に「御事始め」の2月8日に行われるがやと。

 ほいたらこの日は、まずはアドレス帳らあをチェックして、郵便番号が抜けちょったり、まだ5ケタやったりする人の郵便番号を調べて、書いちょこうぜや。年賀状や暑中見舞いの時に、こじゃんと役に立つがぜよ。ほんで、自分の仕事で使い古いた商売道具や針や包丁らあを供養しちゃろうや。ほんで「御事汁」や「湯豆腐」を作って、供養の酒を飲もうぜや。「御事汁」は大体味噌味じゃき、この料理にゃあ山廃純米酒のぬる燗あたりがよう合うがぜよ。もちろん湯豆腐にじゃちピッタリながやき。

 これで商売道具の供養もバッチリやき、今年1年の仕事も、うもういくこと、請け合いながぜよ!



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〈2月9日〉「服の日」「ふくの日」「福の日」


 1991年(平成3年)に、全国服飾学校協会らあが「ふ(2)く(9)」の語呂合わせから、この日を「服の日」に制定したがぜよ。「ファッションは幸せのコミュニケーション」のキャッチフレーズのもと、衣類への関心を高め、服を着る楽しみを広げろうとしゆうがやと。
またこの日は、1980年(昭和55年)に「ふ(2)く(9)」の語呂合わせから、河豚の本場の下関ふく連盟が制定した「ふくの日」ながよ。下関じゃあ、河豚は「ふぐ」やのうて「ふく」と発音し、「福」と同音やき縁起のえい魚とされちゅうがぜよ。

 ちなみにこの日は、同じく語呂合わせで、縁起のえい「福の日」でもあるがやと。
ほいたらこの日は、まずはみんなあお洒落に一番自慢の服を着て来て、「福を呼ぶ服ふくパーティ」でも開催しようぜや。料理はもちろん、下関直送の「ふく料理」でキマリながよ。寒い時季じゃき、「ふくチリ鍋」らあが最高やろう。

 ほんなら酒も、「ふくひれ酒」にせにゃあ。大きめの湯呑みにあぶった「ふくひれ」を入れて、飛び切り燗の日本酒(本醸造酒あたり)を注いでフタをするがよ。チビッとおいたら出来上がりながやき。簡単やろ?ちなみに飛び切り燗ゆうたら55℃以上やき、普通はオススメできん温度やけんど、この「ふくひれ酒」だっけは別ながよ。「ふくひれ」の風味がグンと引き立つがやき。

 「ふくの日」に、一番自慢の「服」を着て、「ふくちり鍋」を食べもって「ふくひれ酒」を飲みゃあ、たるばあ「福」を呼び込めるこたあ間違いなしぜよ!



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〈2月10日〉「左利きの日」「ニットの日」「ふとんの日」「ふきのとうの日」「初午」

 2月10日は語呂合わせしやすいかしらん、いろんな記念日になっちゅうがぜよ。
まずは「レ(0)フ(2)ト(10)」 の語呂合わせで、ジャパン・サウスポークラブが2001年(平成13年)に制定した「左利きの日」。

次は、「ニッ(2)ト(10)」の語呂合わせで、1994年(平成6年)に日本ニット工業組合連合会が制定した「ニットの日」。

 そして、「ふ(2)とん(10)」の語呂合わせで、1997年(平成9年)に全日本寝具寝装品協会が制定した「ふとんの日」。

 さらに、「ふ(2)きのとう(10)」の語呂合わせで、1993年(平成5年)に、宮城県古川市の特産品を販売する「ふるさとプラザ」が提唱、制定したがが「ふきのとうの日」ながよ。

 ほいたらこの日は、ちっくと変わった宴会を開こうぜや。

 まずはドレスコードはニット、みんなあニットを着てくること。
ほんで宴会場にゃあフトンを敷きつめちょくがよ。海外じゃあベッドの上で飲み食いするパーティらあが流行っちゅうらしいきに、日本じゃあフトン・パーティながぜよ。
ほんで、この日の宴席じゃあ左手しか使われんっちゅうルールにしちょくがよ。これが案外面白いがやき。

 パーティのメイン食材は、もちろん「ふきのとう」。天ぷら、煮物、佃煮、漬物と、意外にいろいろ作れるがやき。

 ほいたら酒は日本酒ながよ。特に「しぼりたて新酒」らあがピッタリながぜよ。

 さらに今年は、この日が「初午(はつうま)」でもあるがよ。2月の最初の午(うま)の日をさし、豊作を祈って田の神を祭った風習と、農耕の神とされちゅう稲荷神の信仰とが結びついたといわれちゅうがやき。この日にゃあ全国各地の稲荷神社で「初午祭り」が開催されるがよ。ほんで、長寿や開運、商売繁盛らあを願うてお祈りするがやき。

 ほいたらこの日は、神棚に御神酒や油揚げを供えて、初午団子や赤飯、煮しめらあも食べにゃあイカンがぜよ。  



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〈2月11日〉「建国記念の日」「文化勲章制定記念日」「万歳三唱の日」

 この日は、建国をしのび、国を愛する心を養う国民の祝日、「建国記念の日」ながよ。1966年(昭和41年)から国民の祝日となり、翌年から実施されたがやと。この日は元々は「紀元節」ゆう祝日やったがよ。日本書紀による神武天皇即位の日、紀元前660年1月1日を新暦に換算した2月11日を「紀元節」っちゅう祝日に定めちょったがぜよ。これが戦後になって廃止されちょって、「建国記念の日」として生まれ変わったっちゅう訳ながよ。

 また、1937年(昭和12年)のこの日は、文化の発展に優れた業績をあげた各界の人に贈る文化勲章が制定された日やき、この日は「文化勲章制定記念日」でもあるがぜよ。ちなみに第1回の受賞者は、物理学の本多光太郎、歌人の佐々木信綱、作家の幸田露伴らあの9名やったがやと。

 さらにこの日は、1889年(明治22年)のこの日に、帝国憲法発布の記念式典で、初めて万歳三唱が行われたき、「万歳三唱の日」でもあるがやき。

 ほいたらこの日は日本の建国を祝うて、日本古来の伝統食パーティを開催しようぜや。味噌、醤油、本みりん、米酢、天日塩、日本酒らあを使うて、煮物、酢の物、味噌漬け、みりん干し、焼き物、和え物、漬け物、お吸い物らあを作るがよ。もちろん飲む酒も日本酒ながやき。昔ながらの伝統技法、山廃造りの純米酒でキマリながぜよ。

 さらに、集うちゅう仲間の中で、文化的な活動をしゆう人を独断と偏見で勝手に表彰する「ワシらあの文化勲章」をでっち上げりゃあ、宴席も一層盛り上がるっちゅうもんながよ。もちろん表彰後にゃあ、万歳三唱をせにゃあイカンがぜよ。



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〈2月12日〉「リンカーン誕生日」「菜の花忌」

 1809年のこの日、奴隷解放宣言を行(おこの)うたことで有名な、アメリカ合衆国第16代大統領エイブラハム・リンカーンが生まれたがぜよ。この日は、アメリカの30州で祝日になっちょって、2月の第1月曜日としちゅう州もあるがやと。奴隷解放に反対しちょった南部の諸州じゃあ、今でも祝日になってないがやき。

 またこの日は、小説家・司馬遼太郎の1996年(平成8年)の忌日でもあるがぜよ。好きやった花にちなんで「菜の花忌」と名付けられたがやき。ちなみにこれとは別に、3月12日の詩人・伊東静雄の忌日も「菜の花忌」と呼ばれちゅうがやと。

 ほいたらこの日は、リンカーンの誕生祝いと司馬さんを偲んで、アメリカで流行っちゅう日本の伝統料理をツマミに飲もうぜや。アメリカじゃあ1977年に上院のマクガバン委員会で調査報告書(通称マクガバン・レポート)が発表され、日本の伝統食的な食事こそが理想的やとされて以来、日本食が流行って、いまや定着しちゅうがやき。

 ほんなら、毎月12日は「とうふ(12)」の語呂合わせで「豆腐の日」らしいきに、この日は豆腐料理でキマリながよ。ほいたら酒は日本酒ぜよ。豆腐本来の旨みを引き出すにゃあ、淡麗辛口酒を冷や(常温)でっちゅうんがオススメながやき。 



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〈2月13日〉「苗字制定記念日」

1875年(明治8年)のこの日、明治政府が「平民苗字必称義務令」っちゅう太政官布告を出し、全ての国民に姓を名乗ることを義務づけたがやき。江戸時代は苗字を使いよったがは貴族と武士だけやったがよ。それが1870年(明治3年)に出された「平民苗字許可令」により、平民も苗字を持つことが許されたがやき。けんどなかなかみんなあ苗字を名乗ろうとせんかったき、この日の布告で義務化したがぜよ。
ほいたらこの日は、まずは仲間同士で自分の苗字のルーツや由来を調べて、みんなあで集うて、発表し合おうぜや。意外な由来らあが分かって、案外面白そうながぜよ。ほんで、そんな苗字話しをしもって飲もうぜや。
ちなみに、1871年(明治4年)のこの日にゃあ、薩・長・土の3藩の兵士で、1万人の御親兵が編成されちゅうがやき。こりゃあ、最初の新政府直轄軍やったがぜよ。
ほいたらこの日は、薩摩揚げ、長州揚げ、土佐てん(薩摩揚げみたいなもん)の3つをツマミに飲まにゃあイカンがやき。ほんなら酒は日本酒、それも純米酒あたりがピッタリながぜよ。



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〈2月14日〉「聖バレンタインデー」「煮干の日」

 西暦269年のこの日、兵士の自由結婚禁止政策に反対したバレンタイン司教が、時のローマ皇帝の迫害により処刑されたがやき。その後、この日がバレンタイン司教の記念日としてキリスト教の行事に加えられ、恋人らあの愛の誓いの日になったがよ。ヨーロッパじゃあ、この日を「愛の日」として花やケーキ、カード等を贈る風習があるがぜよ。

 ちなみに女性が男性にチョコレートを贈る習慣は日本独自のもんで、1958年(昭和33年)にメリーチョコレートカムパニーが行うた新宿・伊勢丹でのチョコレートセールが始まりながよ。1年目は3日間で3枚、170円しか売れんかったがが、今じゃあチョコレートの年間消費量の4分の1がこの日に消費されるっちゅうて言われるばあ、国民的行事になっちゅうがぜよ。

 ほいたらこの日は、恋人やカミさんらあと、二人っきりで飲まにゃあイカンがよ。チョコレートは向こうがプレゼントしてくれるろうき、こっちはチョコならぬ「猪口」をペアで用意して、差しつ差されつ日本酒を色っぽう注ぎ合おうぜや。

 丁度この日は、「に(2)ぼし(14)」の語呂合わせで、全国煮干協会が制定した「煮干の日」でもあるきに、煮干をダシらあに使うた和風料理をツマミに飲まにゃあイカンがぜよ。
甘いチョコもえいけんど、この日にゃあ煮干でキチンとダシをとった和風料理を食べもって、辛口の純米酒の燗酒をペアの猪口で酌み交わしゃあ、アツアツの純愛が深まること、間違いなしぜよ!



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〈2月15日〉「春一番名づけの日」

 この日は、初めて「春一番」っちゅう言葉が使われるようになったことを記念する日で、「春一番名づけの日」ながぜよ。ちなみに「春一番」とは、春本番に先だって数日間にわたって吹く南からの強い風のことながよ。気象庁では「立春から春分までの間で、日本海で低気圧が発達し、初めて南よりの強風が吹き、気温が上昇する現象」と定義しちゅうがやき。元々は壱岐や瀬戸内海の漁民の間で使われよった言葉やったがやけんど、気象用語になってから一般的になったがぜよ。
ほいたらこの日は、春の旬のもんを一番に食べにゃあイカンがよ。春の山菜にゃあまだ早いろうけんど、フキノトウあたりやったらそろそろあるがやき。あとは春の海のもん。新ワカメ、ハマグリ、シラウオらあが、この頃旬になるきに、それらあを使うた料理を作らにゃあ。
ほんなら酒も春一番の旬の酒、薄にごりの「霞酒」あたりがピッタリながよ。生命力あふれる春の旬の食材の旨みや栄養価を、同じく生命力あふれる「霞酒」が、さらに引き出いてくれるがぜよ。



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〈2月16日〉「天気図記念日」「全国狩猟禁止」

 1883年(明治16年)のこの日、日本で初めて天気図が作られたき、この日は「天気図記念日」ながぜよ。全国11ヶ所の測候所から電報でデータを集め、ドイツの気象学者エルゲン・クニッピングの指導により、7色刷りの天気図が作成されたがやと。

 さらにこの日からは、「全国狩猟禁止」ながぜよ。11月15日の狩猟解禁日まで、北海道以外の全国で、一般鳥獣の狩猟が禁止されるがやき。ちなみに北海道は、2月1日から9月30日までが禁止ながやと。

 ほいたらこの日は、まずは気象予報士の方をお呼びして、気象や天気のお話しをしてもらおうぜや。学んでみりゃあ案外面白いもんらしいがやき。ほんでその後は、当然気象予報士さんを囲んで飲まにゃあ。

 料理は、この日から狩猟禁止された一般鳥獣がメインながよ。たとえば猪らあはどうぜよ?立春を過ぎたとはいえ、まだまだ寒い時期じゃきに、猪鍋、牡丹鍋にしようぜや。ほいたら酒は日本酒、山廃純米酒のぬる燗あたりがピッタリながぜよ。



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〈2月17日〉「天使のささやきの日」

 1978年(昭和53年)のこの日、北海道幌加内町母子里の北大演習林で、氷点下41.2℃っちゅう最低気温が記録されたがやと。けんど、気象庁の公式記録の対象から外れちょったき、1902年(明治35年)1月25日に旭川市で記録された氷点下41.0℃が公式の日本最低気温となっちゅうがよ。

 これをプラスイメージに変えちゃろうと、町内の若者グループが中心になって、この日ダイヤモンドダストの観察等厳冬の一夜を体験する「天使の囁きを聴く集い」を、1987年(昭和62年)から開催しゆうがぜよ。ちなみに「天使の囁き」とは、空気中の水蒸気が凍ってできる「ダイヤモンドダスト」のこと。「天使のささやきの日」は、1994年(平成6年)に「天使の囁きを聴く会」が制定したがやと。

 ほいたらこの日は、幌加内町の「天使の囁き」を想像しもって、幌加内産のソバ粉を使(つこ)うたソバをツマミに飲もうぜや。幌加内は日本一のソバの名産地ながやき。ほいたら酒は日本酒がバッチリ、中でも樽酒のぬる燗がソバにゃあ最高に合うがぜよ。この日に幌加内産のソバをツマミに酒を飲みゃあ、天使が耳もとで囁いてくれそうな予感がするがやき。



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〈2月18日〉「冥王星の日」

 1930年(昭和5年)のこの日、アメリカ・ローウェル天文台のクライド・トンボーが、1月23日と29日に撮影した写真の比較研究から、太陽系第9惑星・冥王星を発見したき、この日は「冥王星の日」ながぜよ。天王星の運行の乱れから、もう1つの惑星、即ち太陽系の一番外側の惑星の存在は予言されちょったがやけんど、予想を遥かに下回る15等星っちゅう暗さのために、発見が遅うなったがやと。その暗さから、ギリシャ神話の冥府の神に因んで「PLUTO」と名付けられたがやき。

 ほいたらこの日は、遥か彼方の冥王星に思いを馳せもって、飲まにゃあイカンぜよ。冥府の神様に敬意を表さにゃイカンきに、仲間を集めて「闇鍋パーティ」を開催せにゃあ。1人1品を持ち寄って、灯りを消しちゅう間に一斉に鍋に投入してフタをするがぜよ。何が入っちゅうか分からんきに、これがなかなか盛り上がって面白いがやき。

 毎月18日は「米の日」でもあるらしいきに、オニギリも用意しちょいて、酒は当然日本酒ながよ。鍋にゃあ、しぼりたての原酒あたりをオススメしちょくぜよ。



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〈2月19日〉「万国郵便連合加盟記念日」「プロレスの日」「雨水」

 1877年(明治10年)のこの日に、日本が万国郵便連合(UPU)に加盟したき、この日は「万国郵便連合加盟記念日」ながよ。

 また1955年(昭和30年)のこの日、蔵前国技館で日本初のプロレスの本格的な国際試合、力道山・木村組対シャープ兄弟の試合が開催されたき、この日は「プロレスの日」でもあるがぜよ。

 ほいたらこの日は、まずは万国の郵便がつながっちゅうことに感謝して、海外に手紙を出してもうぜや。知り合いの知り合いとかを辿っていきゃあ、一人ばあは海外におる手紙を出せそうな人が見つかるっちゅうもんながよ。

 ほんで夜は、プロレスの名勝負ビデオ鑑賞パーティを開催するがぜよ。日本のプロレス界のカリスマゆうたら、力道山、アントニオ猪木、前田日明っちゅう流れやき、彼等の名勝負を見もって飲もうぜや。ちなみに力道山は元力士やき、この日はチャンコ鍋で決まりながよ。ほいたら酒は日本酒、それも「あらばしり」や「しぼりたて」の生原酒がバッチリながぜよ。

 さらに今年のこの日は、暦の二十四節気の一つ「雨水」でもあるがやき。雪や氷がとけて雨となって降り注ぐ時期っちゅう意味ながぜよ。草木も芽を出し始め、日ごとに春らしゅうなる「雨水」は、昔から農耕の準備を始める時期の目安になっちょって、またこの日に雛人形を飾り付けると良縁に恵まれるがやと。

 ほいたら雪や氷がとけて雫となる「雨水」の日にゃあ、貴重な酒の雫を集めた「雫酒」がピッタリやき、追加で「雫酒」も飲もうぜや。



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〈2月20日〉「歌舞伎の日」

 1607年(慶長12年)のこの日、出雲の阿国が江戸城で将軍徳川家康や諸国の大名の前で初めて歌舞伎踊りを披露したき、この日は「歌舞伎の日」ながやと。ちなみに1603年(慶長8年)、京都四条河原で出雲の阿国が歌舞伎踊りを始めたがが歌舞伎の発祥とされちゅうがぜよ。

 その後歌舞伎は庶民文化の源となって、文学・絵画・音楽らあの各方面に多大な影響を及ぼしたがやき。ほんで、歌舞伎らあの芝居の幕間に食べる弁当のことが、「幕の内弁当」と名付けられたと言われちゅうがやき。当時の芝居茶屋が運んでくる六寸重箱の「幕の内弁当」は、江戸庶民の芝居観劇にゃあ欠かせれん楽しみの一つになっちょったがやと。

 ほいたらこの日は、歌舞伎の名作のビデオを借りてきて、みんなあで観ろうぜや。ほんで本当の歌舞伎とおんなじように芝居と芝居の幕間をつくって、その間に「幕の内弁当」をツマミに「幕の内パーティ」を楽しむがよ。弁当も江戸時代に習うて、近所の仕出料理屋や和食店らあに出前を頼んで、ちくと豪華な「幕の内弁当」にせにゃあ。ほんなら酒も日本酒、純米酒の燗酒にせにゃあイカンがぜよ。




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〈2月21日〉「日刊新聞創刊の日」「漱石の日」

 1872年(明治5年)のこの日、日本初の日刊新聞「東京日日新聞」(現在の毎日新聞)が創刊されたき、この日は「日刊新聞創刊の日」ながぜよ。片面だっけ刷られた創刊号は1枚140文、1ヶ月分が銀20匁やったがやと。

 また、1911年(明治44年)のこの日、文部省が作家・夏目漱石に文学博士の称号を贈ると伝えたがやけんど、漱石は「自分には肩書きは必要ない」言うて辞退したがやと。ほんでこの日は「漱石の日」になったがぜよ。ほいたらこの日は、まずは日頃は読み飛ばしゆう新聞の存在に感謝しもって、じっくり読もうぜや。ほんでその後は、「我輩は猫である」「坊ちゃん」らあの漱石作品を読むがぜよ。

 夜は漱石の好物やった「洋風かき揚げ」をサカナに、酒を飲まにゃあイカンがよ。創業1907年(明治40年)の老舗の洋食屋「松栄亭」(千代田区神田淡路町2-8 TEL:03-3251-5511)の初代が考案した「洋風かき揚げ」は、漱石も愛した看板メニューながやと。肉の細切れ、玉ネギのみじん切り、卵を塩で味付けて粉でつないで、それをただ油で揚げただっけっちゅうシンプルな料理やき、家庭じゃち簡単に再現できるがやき。この「洋風かき揚げ」に合わせるやったら、日本酒のしぼりたて新酒あたりがバッチリながぜよ。



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〈2月22日〉「世界友情の日」「猫の日」

 ボーイスカウト・ガールスカウトの創始者ベーデン・パウエルの誕生日にちなんで、1963年(昭和38年)のボーイスカウト世界会議で、この日が「世界友情の日」と制定されたがやと。日本じゃち、ボーイスカウト日本連盟が主体となって、1965年(昭和40年)より記念行事らあを行いゆうがやと。

 ほいたらこの日は、ボーイスカウト気分で、どっか景色のえい場所でバーベキューでもやろうぜや。

 またこの日は、「ニャン(2)ニャン(2)ニャン(2)」の語呂合わせで「猫の日」でもあるらしいきに、猫を飼いゆう人は猫も連れて、猫の大好物カツオ節を使うた料理も作らにゃあイカンがよ。ちなみに「猫の日」は、1987年(昭和62年)に「猫の日制定委員会」が制定したがやき。主催はペットフード工業会で、この日は猫のコンテストらあの行事らあが催されゆうがやと。

 ほんで、カツオ節を使うた料理ゆうたら日本酒しかないがぜよ。アウトドアでバーベキューはまだ寒いろうきに、体が暖まるように燗酒にしようぜや。携帯用燗付器「燗たぬき」らあが重宝するがよ。これで仲間との友情も、猫との友情(?)も、一層深まるっちゅうもんながぜよ! 



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〈2月23日〉「富士山の日」「ふろしきの日」

 「ふ(2)じ(2)さん(3)」の語呂合わせと、この時期は富士山がよう見える時期やき、この日は「富士山の日」ながやと。パソコン通信「NiftyServe」内のフォーラム「山の展望と地図のフォーラム(FYAMAP)」が制定したがぜよ。オンラインを通じて、全国一斉に富士山の見え具合をネット上で報告し合うらあて、富士山をテーマにした活動を活発に行いゆうがやき。

 ほいたらこの日は、まずは富士山を見に行こうぜや。東京からじゃち風の強い日で晴れた朝は、案外富士山が見える場所もあるがぜよ。「富士見○○」らあてゆう地名は、大抵が昔は富士山が見えたき付いちゅうがやと。どういたち見えん場合は、しゃあないきに、ネットでの各地の報告で富士山見物をしようぜや。さらにネットも見れん人は、こりゃ銭湯にでも行って、ふっとい絵の富士山でも見てこうや。

 さらにこの日は、「つ(2)つ(2)み(3)」の語呂合わせで、京都ふろしき会が制定し、日本風呂敷連合会が記念日登録の申請をした「ふろしきの日」でもあるがぜよ。1200年以上の歴史を誇る風呂敷は、繰り返し使え、環境保全に役立つエコ商品であるっちゅう価値を、広うにアピールしょうっちゅう日ながやき。

 ほんならこの日の晩は、「つ(2)つ(2)み(3)」の語呂合わせにちなんで、包み揚げらあの包む料理をツマミに飲もうぜや。他にも、茶巾寿司、春巻き、餃子らあも包む料理ながよ。ほいたら合わせる日本酒も、包装紙らあに包まれちゅう、チクとえい酒を選ばにゃあイカンがやき。

 この日に気持ち良う酔うてグッスリ寝りゃあ、富士山をふろしきで包むばあのこじゃんと豪快な夢が見れるっちゅうもんぜよ!



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〈2月24日〉「南国忌」「月光仮面登場の日」

 1934年(昭和9年)のこの日、大衆作家・直木三十五が亡くなったがよ。ほんで、代表作の「南国太平記」から、この日は「南国忌」と呼ばれゆうがやき。翌年、直木三十五の友人やった作家・文芸春秋社長の菊池寛が、純文学の「芥川龍之介賞(芥川賞)」とともに、大衆文学の分野の新人に贈る賞として、直木三十五賞(直木賞)を創設したがぜよ。

 さらに1958年(昭和33年)のこの日は、ラジオ東京(現在のTBS)で国産初のテレビ映画「月光仮面」のテレビ放送が始まった日やき「月光仮面登場の日」でもあるがぜよ。

 ほいたらこの日は、まずは直木賞作家の作品を読まにゃあイカンがやき。ちなみに高知県出身の直木賞作家にゃあ、宮尾登美子、山本一力、坂東眞砂子らあがおるがぜよ。

 ほんでこの日の夜は、月光仮面に敬意を表して、月見ソバをツマミに飲まにゃあイカンがやき。毎月24日は「削り節の日」でもあるらしいきに、削り節もトッピングせにゃあ。ほんなら酒は日本酒しかないがやき。ここは、樽酒のぬる燗あたりでやってみろうぜや。



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〈2月25日〉「夕刊紙の日」「茂吉忌」

 1969年(昭和44年)のこの日、日本初の駅売り専門のタブロイド判夕刊紙「夕刊フジ」が創刊されたき、この日は「夕刊紙の日」ながぜよ。サラリーマンを対象としたタブロイド紙の登場は、ひとつのクラスカルチャーを生んだといわれゆうがやと。

 また1953年(昭和28年)のこの日、精神科医でアララギ派の歌人としても知られちょった斎藤茂吉が亡くなったき、この日は「茂吉忌」でもあるがぜよ。ちなみに茂吉は、その亡くなる2年前に文化勲章を受賞しちゅうがやき。

 ほいたらこの日は、まずは夕刊タブロイド紙と斎藤茂吉の歌集を買(こ)うてきて、両方とも読まにゃあイカンがよ。ほんで、茂吉の好物はウナギやったらしいきに、茂吉を偲んでウナギ料理をサカナに飲もうぜや。ウナギ料理は、脂がのっちょって濃い味付けのもんが多いきに、山廃純米酒のぬる燗あたりがピッタリながぜよ。



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〈2月26日〉「二・二六事件の日」「咸臨丸の日」

 1936年(昭和11年)のこの日、陸軍皇道派の青年将校らあが、岡田啓介首相らあをはじめ、政府・軍部の要人を襲撃、蔵相の高橋是清らあを殺害したがやけんど、国民の支持を得られいで、決起は失敗に終わったがよ。ほんじゃきこの日は「二・二・六事件の日」ながよ。

 また1860年(万延元年)のこの日、幕府が派遣した使節団が、咸臨丸による37日間の太平洋横断航海を終えてサンフランシスコに到着したき、この日は「咸臨丸の日」でもあるがやき。

 ほいたらこの日は、まずは「二・二六事件」は血生臭いきにほおっちょいて、咸臨丸の太平洋横断っちゅう偉業を讃え、太平洋の幸をサカナに飲もうぜや。この時季旬の海の幸は、フグ、ヒラメ、ブリ、アカガイ、ホッキガイ、ハマグリらあやき、こいつらあの刺身を舟盛りにして、豪快に飲むがぜよ。もちろん酒は日本酒しかないろう。しぼりたて新酒や純米酒のぬる燗らあを合わせりゃあ、バッチリながぜよ。



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〈2月27日〉「新選組の日」

1862年(文久2年)のこの日、「新選組」の前身「壬生浪士組(壬生浪士隊)」が結成されたき、この日は「新選組の日」ながやと。
壬生浪士組は、清河八郎の提案で、事件が頻発しゆう京都の警護に当たるために幕府が江戸で募集したもんながやき。翌1863年2月に江戸を出発したがやけんど、京都に着いた途端、清河が壬生浪士組の目的は尊皇攘夷やと言い出したもんやき、浪士組は空中分解してしもうたがよ。まもなく幕府の帰還命令を受けて清河ら209名は江戸に戻ったがやけんど、近藤勇・芹沢鴨・土方歳三らあの24名はそのまま京都に残留し、京都守護職で会津藩の松平容保の配下に入って、8月に「新選組」と改称したがぜよ。
ほいたらこの日は、まずは「新選組」の映画らあのビデオやDVDでも借りてきて、それを観ろうぜや。ほんで「新選組」にひっかけて、「新鮮」な旬のハシリのタケノコ料理をツマミに飲まにゃあイカンがよ。ほんなら酒も、「新鮮」な旬のハシリの「薄にごり」の「霞酒」を飲もうぜや。タケノコ料理と「霞酒」は、どっちも春の生命力があふれちょって、バッチリ合うがぜよ。



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〈2月28日〉「バカヤローの日」「織部の日」

 1953年(昭和28年)のこの日、吉田茂首相が衆議院予算委員会の席上、西村栄一議員の質問に対し興奮して「バカヤロー」と発言したき、この日は「バカヤローの日」ながやと。この発言が元で内閣不信任案が提出・可決され、この年の3月14日にゃあ衆議院が解散してしもうたがやき。ほんじゃきこの解散は「バカヤロー解散」と呼ばれゆうがぜよ。このことに因んで、この日は日頃頭にきちゅうことに「バカヤロー」ゆうて叫んでもえい日ながやと。
 
 さらに1599年(慶長4年)のこの日、千利休亡き後の豊臣秀吉の茶頭・古田織部が、自分が焼いた茶器を用いて茶会を開いたき、この日は「織部の日」でもあるがぜよ。この器が、後に「織部焼」と呼ばれるようになったがやき。

 ほいたらこの日は、まずは近所の見晴らしのえい場所にでも行って、日頃頭にきちゅうことに対して、大声で「バカヤロー」ゆうて叫ぼうぜや。こりゃ案外気持ちがスーッとするがぜよ。ほんで、自分へのプレゼントに、織部焼のお猪口やぐい呑みでも買わにゃあイカンがよ。吉田茂首相の好物やった湯豆腐でもつっつきもって、織部焼のお猪口で山廃純米酒のぬる燗でもやりゃあ、気持ちもスッキリ晴れ晴れぜよ。



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〈2月29日〉「閏日」「跳躍の日」

 2月29日は、実は今年((2006年)はのうて、2008年までないがやけんど、一応参考までに書いちょくぜよ。

 4年に1度(ただし400年に97日)の閏年にゃあ、2月28日の翌日に閏日としての29日が入るがよ。これは、1年の日数が365日やのうて365.2422日やきで、そのズレを調整するためながやき。西暦の年が100で割り切れ、かつ、400で割り切れん年は閏日を入れん平年となるがぜよ。

 ちなみに英語で閏日のことを「leap day」と言うがよ。これは、普段の年はその前年の同じ日より1つだけ曜日がずれるがやけんど、閏年の翌年は2つずれる、つまり、曜日を1つ飛び越える(leap)きながよ。ほんじゃきこの日は「跳躍の日」ながぜよ。かつてイギリスじゃあ、4年間のうちでこの日だっけは女性から男性へのプロポーズが伝統的に公認されちょって、男性はそれを断わることができんとされちょったがやと。

 ほいたらこの日は、4年に1度ばあしかない珍しい日やし、「跳躍の日」でもあるきに、今後の跳躍を祈念しもって、飲まにゃあイカンがよ。毎月29日は「肉の日」でもあり、毎月最終日は「そばの日」でもあるらしいきに、この日は4年に1度だっけ、豪勢に焼き肉とソバの両方を食べもって飲める日ながぜよ。ほんなら酒は、焼き肉とソバの両方に合う、日本酒の樽酒あたりがピッタリながよ。この組み合わせで楽しみゃあ、明日からの「跳躍」も間違いなしぜよ!







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