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メルマガ
「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」
2021年5月 : 第175回目




皆さん、こんにちは。
おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。
あなたは【おいしいものをさらにおいしくして食べたい!】
と思いませんか?
このメルマガは、日本の旬の本当においしいものをご紹介し、
さらに一層おいしくして楽しむ秘訣も併せて、
月1回程度のペースでお届けいたしております。

さて5月も末となりましたが、今年は記録的に早く梅雨入りし、
雨天続きでウンザリしている方も、少なくないのではないでしょうか。
ちなみに、そんな梅雨の時期になると、
私にはどうしても食べたくなる旬の食べ物があります。
それは、雨粒のような形の・・・
ラッキョウです!

高知県は長い海岸線に恵まれているため、
実はラッキョウ栽培が盛んな土地。
作付面積・収穫量は黒潮町がトップで、
香南市、土佐清水市、室戸市などでも栽培されています。
ラッキョウの植え付けは、炎天下の8月に始まり、
10月には紫色の花が群がって咲くのだとか。
収穫は翌年の5月初旬から7月上旬までで、
気候条件に恵まれた高知のラッキョウは、早いところでは4月末からと、
日本一早く出荷されるのです。

次にラッキョウの栄養価や効能についてですが、
昔から 「畑の薬」と呼ばれているほど栄養価に優れ
薬用として広く利用されてきたラッキョウには、
殺菌効果、利尿、発汗、整腸作用があるとされています。
ラッキョウ特有の香りの正体は硫化アリルという薬効成分で、
殺菌効果や血液をサラサラにしてくれる効果だけでなく、
ビタミンB1の吸収も助けてくれるため、
疲労回復やスタミナアップ、
さらに夏バテ防止にも効果があるのだとか。
さらにラッキョウには、抗酸化作用や保湿作用、発ガン抑制効果、
抗アレルギー効果などもあり、
花粉症やアレルギーの症状を抑えてくれる効能もあるのだそう。
あの地味で小さなラッキョウに、これほど優れた効能があったとは、
結構意外なのではないでしょうか。

ところでラッキョウといえば、普通は甘酢漬けが一般的ですが、
今回はそれを漬け込んでいる時間もないので、
生ラッキョウを使った簡単料理をご紹介しましょう。
その名も、 「ラッキョウと四万十川のり佃煮の冷奴」
ちなみにこの料理は、ネットでラッキョウ料理を検索していて見つけた、
下記のサイトのレシピを参考にさせていただきました。
ありがとうございます!
https://www.kurashiru.com/recipes/d897ca9c-ef04-420e-b3af-bc123fff5814

まずは水洗いした生ラッキョウを、粗めにみじん切りにします。
これをボールに入れ、四万十川のノリ佃煮とゴマ油を加え、
混ぜ合わせておきます。
粗く崩した木綿豆腐を皿に盛り、
千切りにした大葉と、
作っておいたラッキョウとノリ佃煮の混ぜ合わせを盛り付け、
最後に温泉卵を乗せれば、完成です!
ちなみに、豆腐はビタミンB1も多く含んでおり、
ラッキョウに含まれる硫化アリルは
ビタミンB1の吸収を助けてくれるので、
この料理はおいしさだけでなく栄養面でも利に叶っています。
つまり 「ラッキョウと四万十川のり佃煮の冷奴」は、
疲労回復や夏バテ防止に効果的な、
この時期にピッタリの料理なのです!

そして、この今が旬の 「ラッキョウと四万十川のり佃煮の冷奴」
のおいしさを、さらに倍増させるには・・・
そうです!今が旬の日本酒を合わせていただくこと!
「司牡丹・生鮮酒〈夏〉零下貯蔵生酒」(純米生酒)はいかがでしょう。
春先に搾られた純米酒の生酒を、
フレッシュな風味をそのまま封じ込めるため、
マイナス5℃以下で零下貯蔵した、
とても爽やかな、夏の旬のお酒です。

では早速、この両者を合わせていただいてみましょう。
まずは 「ラッキョウと四万十川のりの佃煮の冷奴」を一口・・・。
四万十川のりの佃煮の濃厚な旨味と、
シャキシャキ感が心地好いラッキョウ独特の辛味に、
大葉の爽やかな風味と温泉卵のやわらかなコクが加わり、
それらの味わいが豆腐のナチュラルな大豆の旨味と見事に融け合って、
これはなかなか予想以上においしいです。
ほぼ味つけは川のり佃煮のみだとは、とても思えないほどのおいしさ!
しかも、後味が間違いなくお酒を、それも日本酒の生酒を欲してきます!
そこに 「零下貯蔵生酒」をキュッと・・・。
口中に残るラッキョウの風味と川のり佃煮の旨みを、
一瞬フワリと膨らませ、
その後の後口は、爽やかに透明に、サラリと切ってくれます!
すると、またこの料理が食べたくなる。
この料理を食べたら、またこのお酒が飲みたくなる。
飲んだらまたこの料理が食べたくなる・・・。
これは、交互にやれば止まらなくなる、かなり危険な組み合わせです!

ちなみにこの料理、大変簡単にできる割には、
酒の肴に最適のいろんな食感もあり、
さらに独特のクセと旨みと塩分が見事に三拍子揃っている、
実はハイレベルな酒肴であるといえるでしょう。
是非皆さんも、トライしてみてください!

春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。
それら旬の食材を、より一層おいしくしていただきましょう。
そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。
そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、
10倍豊かなものに変えてくれることでしょう。



「司牡丹・生鮮酒〈夏〉零下貯蔵生酒」(純米生酒)は、コチラをクリック!

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