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メルマガ
「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」
2015年11月 : 第109回目




皆さん、こんにちわ。
おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。
あなたは【おいしいものをさらにおいしくして食べたい!】
と思いませんか?
このメルマガは、日本の旬の本当においしいものをご紹介し、
さらに一層おいしくして楽しむ秘訣も併せて、
月1回程度のペースでお届けいたしております。


さて、今年の土佐の高知は、11月になっても比較的暖かい日が続き、
いったいいつ寒くなるのかと思っていましたら、
26日からイキナリ寒波がやってきました。
全国的にも同様に、このあたりからイキナリ寒くなったようですが、
皆さんの地域はいかがでしょうか?
そこで今回は、そんな秋から冬に切り替わる時季、
おいしい旬を迎える土佐の高知ならではの絶品食材、
ウツボを取り上げましょう。
土佐でウツボ料理といえば、
「ウツボのタタキ」「ウツボの唐揚げ」ですが、
今回は後者の「ウツボの唐揚げ」を取り上げさせていただきます。


ではまず、ここで少し、ウツボについて解説を。
磯の王者とも言われるウツボは、驚くほど元気がいい魚で、
生命力にあふれ、大変滋養にも富んでいるのだそうです。
昔から「目が悪くなったらウツボを食べろ!」と言われているくらい、
栄養満点の食材なんです。
さらに何よりウレシイのは、ゼラチン質が多く、
美容にもいいコラーゲンがタップリで、各種ビタミン類も豊富という点!
近年では、サプリメントでは得られない天然の「美人食」として、
大変注目を集めているのだそうです。
その上、ウツボのヌルヌル成分のムコプロテインが
胃腸の粘膜を保護し消化吸収を助け、
またガン予防の効果も期待できることまで分かってきたというんですから、
なかなかスゴイですよね!
しかも、獰猛な見た目のイメージとはウラハラに、
食べると最上級の鶏肉のように優しくやわらかなあっさりした風味の中に、
滋養に富んだ旨みが凝縮されているような感じで、
最初は嫌がっていた人も、
そのおいしさにいっぺんでトリコになってしまうほどなのです!
また、ウツボ料理の本場である高知県では、今では1年中食べられますが、
最も旨みが凝縮して美味しい旬の時期は、
11月末頃から3月初旬頃までの寒い時期だそうです。


ではなぜ、そんなにおいしくて栄養価も高いウツボが、
高知県以外ではあまり食べられていないのかというと、
調理がとても難しいからなのです。
獰猛で生命力が強いウツボは、噛みつかれたりしたらとても危険ですし、
小骨などが大変多く、経験のない料理人には、
ハモ以上にさばくのが難しいのだとか。


高知県では、比較的魚屋さんなどで簡単に入手できるウツボですが、
県外の方でも、通販で入手することが可能です。
「ウツボ 高知」などで検索してみてください。
その際、「乾燥ウツボ」「生ウツボ」がありますが、
今回は乾燥ではない、「生ウツボ」を使いました。
切り身に塩・コショウをして、少しなじませてから、小麦粉をまぶし、
170度位の油で3分ほど揚げればOKです。


では早速、「ウツボの唐揚げ」をいただいてみましょう!
サクッとアツアツのコロモの中から、
旨みがジュワッと沁み出してきます!
ウツボ自体の、皮と身の間のゼラチン質がプリッとしていて、
歯ごたえもよく、噛みしめれば噛みしめるほど
凝縮されたような旨みがジュワッとにじみ出してきて、
それが揚げ物の風味と見事にバランス良くまとまっています。
これは、お酒が欲しくなる見事な酒肴です!



そして、この旬の「ウツボの唐揚げ」のおいしさを、
さらに倍増していただくには・・・
この時期旬の日本酒を合わせていただくこと・・・ですよね!
今回は、つい先日出荷開始となったばかりの、
「司牡丹・生鮮酒〈冬〉あらばしり」(本醸造生原酒)
を用意させていただきました。
司牡丹の酒造りがスタートするのは、毎年10月1日の日本酒の日ですが、
その後第一号の仕込みが搾られて新酒が誕生するのは、
だいたい11月の中旬くらいになります。
そして、その搾りの際に最初にほとばしり出るお酒を
「あらばしり」と言い、昔からツウの間では、
酒造期間中の酒蔵を訪ねない限りは、
決して口にすることができない希少なお酒として、
大変珍重されてきたものなのです。


まずは「ウツボの唐揚げ」を一口いただき・・・
パクパク・・・うん、旨い!
その後に、涼冷え(15℃程度)に冷やした「あらばしり」をキュッと。
このお酒の荒々しいほどに若々しいフレッシュな香りと、
口中で弾けるように膨らむタップリの旨みが、
淡白でありながら豊潤な旨みを潜ませた
ウツボの旨みにさらに奥行きを与えてくれ、・・・こりゃタマラン!
交互にやれば、まさに箸も杯も、止まらなくなるおいしさです!
ウツボのプリプリ感も、コラーゲンが体に沁み込んでいくようで、
翌朝のお肌が、プリップリになりそうな予感!



春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。
それら旬の食材を、より一層おいしくしていただきましょう。
そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。
そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、 10倍豊かなものに変えてくれることでしょう。



「司牡丹・生鮮酒〈冬〉あらばしり」(本醸造生原酒)コチラをクリック!


■ メルマガ「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」  司牡丹酒造(株)発行

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