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メルマガ
「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」
2017年9月 : 第131回目




皆さん、こんにちわ。
おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。
あなたは【おいしいものをさらにおいしくして食べたい!】
と思いませんか?
このメルマガは、日本の旬の本当においしいものをご紹介し、
さらに一層おいしくして楽しむ秘訣も併せて、
月1回程度のペースでお届けいたしております。


さて、季節はいよいよ、旨み豊富な食材がズラリと出揃う、
食欲の秋の到来です。
しかし、温暖化の影響か、
近年は9月末でもまだ暖かい日が少なくないよう。
つまり、まだ夏の名残りが残る秋の走りの時期が、
今頃であるといえるでしょう。
そこで今回は、夏から秋にかけてが旬の食材を取り上げたいと思います。
その食材とは・・・イチジクです。
ちなみにイチジクは、7年ほど前の夏に一度取り上げたことがありますが、
今回久々の登場となります。
旬としては、7月後半頃から10月頃までと、夏から秋にかけてですから、
夏の食材としても、秋の食材としても使える果物が、
イチジクであるといえるでしょう。

まずイチジクは、漢字では「無花果」と書きますが、
実際は花がないわけではないのだそうです。
イチジクは実の中に小さな花をつけるので、
外からは花が確認できないため、
「無花果」と呼ばれるようになったのだとか。
果実を半分に切ると赤いツブツブがいっぱい詰まっていますが、
ナントあれが花なのだそう!
花と実を一緒に食べるので、
あの独特の食感が生み出されるというワケなのです。

またイチジクは現在、
小麦よりも古い人類最古の栽培食物ではないか
と言われているのだとか。
2006年6月にハーバード大学などの研究チームが
米科学誌「サイエンス」に発表した論文によると、
ヨルダン渓谷にある約1万1400年前の遺跡から
野生種でない人の手が加えられたイチジクの実が発掘されたのだそうです。
古代エジプトの壁画にも描かれ、
旧約聖書にも何度も登場する歴史ある果物イチジク。
そういえば、アダムとイブが裸を隠すのに使ったのもイチジクの葉っぱ。
イチジクは、まるで人類の歴史とともにあるような、
スゴイ果物だったんですね!

ちなみにイチジク誕生の地はアラビア半島らしく、
その後はヨーロッパからペルシャ、中国へ渡り、
日本には江戸時代に中国から長崎へ伝わったのが始まりなのだとか。
当初は薬用として栽培され、
生産量が増えるにつれ食用として親しまれるようになったようです。

当初は薬用だったということで、なかなか栄養も豊富。
イチジクはカリウムを多く含んでいますが、
カリウムは血圧を下げる効果がありますから、
高血圧や動脈硬化などの防止に役立つようです。
また、ペクチンをはじめとした食物繊維も多く含まれていますから、
便秘改善も期待できるよう。
さらにイチジクには、
フィチンというタンパク質分解酵素も含まれています。
ですから、食後のデザートとしていただくことは、
消化を促進してくれるので、利にかなっているという訳です。

イチジクの主産地は、愛知県、和歌山県、兵庫県、福岡県などで、
この4県で国内生産量の50%以上を占めているのだとか。
高知県は主産地として出てきませんが、
それは生産量が少ないため、大半が県内消費で終わってしまうから。
しかし太陽光発電効率日本一の高知県のイチジクは、
太陽の光をたっぷり浴びて、
糖度がグンと高くなり、それはトロケルほど甘く、美味なのです!

・・・と、いうことで、
早速高知県産のイチジクを買ってきました。
まずは半分に切ってみます。
赤いツブツブのこれが花だったなんて、
なんだか愛らしくなってるから不思議です。
さて料理ですが、7年ほど前は、生のイチジクに生ハムを巻いただけの、
「イチジクの生ハム巻き」をご紹介しましたので、
今回は火を加えたお料理を、ということで、
「イチジクの天ぷら」をご紹介させていただきます。

まずイチジクを半分に切り分け、やや厚めに天ぷら粉をつけます。
今回の油は、サクッと軽く揚がるオリーブオイルを使ってみました。
油の温度は、170〜180℃程度にしておきます。
ちなみにイチジクは水分が多いので、油のハネには充分注意してください。
こんがりキツネ色になるまで揚がったら、完成です。
塩でいただくのがオススメですが、
イチジクはゴマとも相性がいいですので、
ゴマダレでいただくのもおいしいです。

そして、このお料理のおいしさをさらに倍増させるには、
秋が旬の旨みの乗った日本酒を合わせていただくこと!
今回は、「司牡丹・生鮮酒<秋>ひやおろし純米」(純米酒)
を合わせてみました。
このお酒は、新春に搾られた純米酒の生酒を、
一度だけ加熱処理して酒蔵内にて貯蔵熟成。
夏を越し、秋風が吹く頃、旨みたっぷりに熟成したお酒を、
そのままの状態で加熱処理を行わず瓶詰めしました。
これを「ひやおろし」と言い、
昔からツウの間では最もおいしい日本酒として、珍重されてきました。
旨みの乗った秋の味覚のおいしさを倍増させてくれる、
秋しか飲めない豊かでリッチな味わいが特徴であると言えるでしょう。

では早速、この両者を合わせていただいてみましょう。
まずは「イチジクの天ぷら」を、サクッ・・・う〜ん、おいしい!
サックサクの衣の中から、トロリと甘いイチジクの汁が、
口中いっぱいにジューシーに広がります。
その独特の甘みと旨みは、果物というよりは、
牡蠣の天ぷらにも匹敵するおいしさと言えるでしょう。
ただし熱いですから、ヤケドに注意しましょうね。
続いては、涼冷え(15℃程度)に冷やした
「ひやおろし」をキュッと・・・。
まずイチジク独特のジューシーな甘みと旨みが、
このお酒のリッチな旨みによって、
さらに倍増したかのように口中いっぱいに、
全身にまで沁みるように膨らみ、
後口は心地良いほど爽やかにキレていきます。
すると、また「イチジクの天ぷら」が食べたくなる。
食べると今度は、「ひやおろし」が飲みたくなる。
「イチジク」「ひやおろし」「イチジク」「ひやおろし」・・・
交互にやると、箸も杯も止まらなくなってしまいます!
おいしくて消化も良い、食欲の秋には最適な、
相思相愛のお酒と食の組み合わせと言えるでしょう!



春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。
それら旬の食材を、より一層おいしくしていただきましょう。
そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。
そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、
10倍豊かなものに変えてくれることでしょう。


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■ メルマガ「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」  司牡丹酒造(株)発行

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