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メルマガ
「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」
2015年9月 : 第107回目




皆さん、こんにちわ。
おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。
あなたは【おいしいものをさらにおいしくして食べたい!】
と思いませんか?
このメルマガは、日本の旬の本当においしいものをご紹介し、
さらに一層おいしくして楽しむ秘訣も併せて、
月1回程度のペースでお届けいたしております。


さて、秋分の日も過ぎ、季節はいよいよ天高く馬肥ゆる秋、
食欲の秋の到来です。
旨みののったおいしい食材が、これからドンドン出てきます。
そして、そんな季節の旬の食材の代表格は、
土佐の高知なら、何といっても戻り鰹でしょう!
鰹は、これまでにも初夏の初鰹、秋の戻り鰹ともに、
この「メルマガ」にてご紹介したことがありますが、
今回は「タタキ」でも「刺身」でもなく、
「戻り鰹のしゃぶしゃぶ」をご紹介させていただきたいと思います。
 
 
さて、鰹の旬は年に2度あります。
まず初夏の初鰹は、香りと鮮度、
さらに赤身のアミノ酸系のサッパリした旨みを楽しみます。
一方戻り鰹は、コッテリと脂ののった旨みを楽しみます。
ですから、初鰹は夏の生酒などの爽やか系の日本酒と相性が良く、
戻り鰹は秋の熟成した「ひやおろし」などの、
旨みタップリ系の日本酒と相性が良いという訳です。
 
 
ちなみに鰹の栄養価としては、
全体の4分の1を占めるほど良質なタンパク質が豊富で、
これはホルモンの生成に役立つとされています。
また鰹の血合いには健康増進に役立つビタミンB12、
ナイアシン、鉄、タウリンを豊富に含みます。
特にビタミンB12は、魚肉類では最も多い含有量を誇り、
これは貧血予防や、神経のバランスを保つのに効果があるとされています。
ナイアシンは血行をよくするほか、二日酔いも予防し、
鉄は貧血を予防し、
タウリンには血圧やコレステロールを下げる働きがあります。
さらに鰹には、カルシウムの吸収を促進し
骨粗鬆症を予防するリンやビタミンDも含まれ、
成人病予防に効果のある不飽和脂肪酸(EPAやDHA)も含んでいます。
これほど体を内側から元気にしてくれる効果が多い魚は、
他にないと言っても過言ではないでしょう。
 
 
さて、そんな栄養満点の鰹の中でも指折りのおいしさを誇る、
「戻り鰹のしゃぶしゃぶ」を、
先日「土佐料理 司 高知本店」(http://www.kazuoh.com/honten/)
さんにて堪能してきましたので、
そのおいしさを以下にご紹介いたしましょう。
もちろん、土佐で鰹の料理といえば、それだけでは完成しません。
土佐酒と合わせていただくことで、一層おいしさが倍増し、
料理として初めて完成するのです!
さらにいまが旬の「戻り鰹のしゃぶしゃぶ」には、
いまが旬の秋の「ひやおろし」が最適です!
鰹と言えば、超辛口の「船中八策」と決まっていますから、
今回は秋期限定の「船中八策・ひやおろし」(超辛口・純米生詰原酒)
を合わせてみました。
毎年9月上旬頃に発売されますが、
今年は既に発売前に社内的には予約のみで完売し、
品切れとなっていますが、まだ市場には流通されておりますので、
入手することは可能です。
ご希望の方は、全国の「日本名門酒会」(http://www.meimonshu.jp/)
加盟の地酒専門酒販店に、お問い合わせください。
 
 
では早速、「戻り鰹のしゃぶしゃぶ」「船中八策・ひやおろし」を、
合わせていただいてみましょう!
 
まず、赤身の部分の脂がキラキラ虹色に輝くほど鮮度の良い戻り鰹に感動!
思わず後光が射すように感じてしまいました!
そして、それをひときれ箸で持ち上げ、
鍋の湯の中でほんの2秒ほど、しゃぶしゃぶ。
まるでA-5ランクの和牛のように、見事な霜降り状態になります!
これを直ぐ様、「土佐料理 司」さん特製塩ポン酢につけていただけば、
霜降りの上品な脂の旨みと鰹本来の赤身の旨みに、
ナチュラルな塩っぱさと「酢みかん」の酸味が加わり、
何ともいえない絶妙なおいしさが、口中いっぱいに膨らんでいきます!
日本一鰹好きの土佐人は、鮮度の良い鰹が手に入れば、
刺身にするかタタキにするかがほとんどですが、
私の個人的好みでいえば、戻り鰹は「しゃぶしゃぶ」でいただくのが、
一番おいしいのではないかと感じたほどでした。
戻り鰹は、刺身でいただいてもタタキでいただいても、
脂の旨みがタップリ過ぎて、あまり何キレも食べられないのが普通です。
これが「しゃぶしゃぶ」なら、余分な脂分を絶妙に流しながら、
それでいて必要な量の脂分を赤身の中に封じ込め、
さらに2秒ほどの湯通しによって、
絶妙な霜降り状態に加熱される訳ですから、
「刺身」でも味わえない、「タタキ」でも味わえない独特の旨みが、
見事に口中いっぱいに膨らんで、
しかも後味も爽やかなので、いくらでも食べられるのです!
 
 
さらにそこに、リッチな旨みたっぷりの「船中ひやおろし」をキュッと!
これはもう、自信を持って間違いなしっ!!
「旨いっ!」と、思わず大声に出したくなるほど、
見事に絶品の組み合わせです。
この酒が、鮮度抜群の戻り鰹本来の上品な脂の旨みを下から支えて、
さらにグッと押し上げてくれるようで、
これぞ超辛口純米酒の底力、これぞ「秋のひやおろし」の醍醐味だと、
あらためて全身で体感させていただきました!
春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。
それら旬の食材を、より一層おいしくしていただきましょう。
そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。
そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、
10倍豊かなものに変えてくれることでしょう。


「船中八策・ひやおろし」(超辛口・純米生詰原酒)コチラをクリック!


■ メルマガ「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」  司牡丹酒造(株)発行

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