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「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」
2008年2月 : 第16回目



件名:【日本の旬を10倍楽しむ秘訣!】<16>



こんにちは。
おいしいものが大好きな、土佐の高知の日本酒蔵元「司牡丹」の竹村です。

あなたは【おいしいものをマズくして食べたいですか?】
そんな人がいるワケない?・・・でも、本当にそうでしょうか?
もしかしたらあなたも、知らず知らずのうちに、
おいしいものをマズくして食べているかもしれないのです!

このメルマガは、せっかくの日本の旬の本当においしいものを、
マズくして食べるようなことのないように、
一層おいしくして楽しむ秘訣を、月2回程度のペースでお届けいたします。

さて、まもなく3月3日雛祭り、桃の節句ですね。
昔から雛祭りのお祝いには、
ちらし寿司にハマグリのお吸い物を添えていただくのが定番てした。
二枚貝の中でもハマグリの貝殻は、
大きさや形や模様などが微妙にひとつひとつ違っていて、
同じ貝殻同士でないとピッタリと会わないということから、
夫婦愛のシンボルとされており、
そのため、雛祭りのお料理や、
結婚式の引き出物などに使われてきたのです。
これは、雛祭りのお祝いをされる方もされない方も、
3月3日にはハマグリ料理をいただくしかないでしょう!

一般にハマグリの旬は、冬から早春にかけてと言われています。
そして3月は、最もハマグリが成長しておいしくなる時期。
栄養や効用も一層高まるというものです。

まず、ハマグリに含まれる栄養素の筆頭はタウリンでしょう。
ハマグリ中のタウリンは、二枚貝の中でも最も多く、
アサリの含有量の約2倍もあるのだとか。
タウリンには血液中のコレステロール値を下げ、
肝機能を強化する働きがあり、
疲労回復に効果があると言われています。
また、高脂血症や動脈硬化の予防にも効果的だと言われています。
そして、タウリンは水に溶けやすいので、
汁物として食べると理想的なのです。

またハマグリは、低カロリーで、
カルシウム、グリコーゲン、必須アミノ酸などが豊富に含まれている上、
脂肪が少ないのが特徴です。
さらに、粘膜を保護するビタミンB2 、
貧血を予防するビタミンB12や鉄分も豊富で、
味覚障害などを予防する亜鉛も多く含まれているのです。

しかし、ハマグリは環境の変化に弱く、
環境が悪化すると、引き潮に乗って場所を移動してしまうそうなのです。
そのため、近年は「地ハマ」と呼ばれる国内産はわずかしかなく、
大半が中国から輸入された「支那ハマグリ」なのだとか。
中国産と聞くと、ちょっと拒否反応がおきてしまうのは、
私だけではないはずです。
ここは何としても、国産ハマグリ、
それも養殖じゃなく、天然モノを手に入れたいものですね。

ちなみに我が土佐の高知には、
いまや日本では数少ない、天然のハマグリが取れる、
大変美しい白浜があります。
足摺宇和海国立公園内に位置する土佐清水市「大岐(おおき)の浜」です。
ほとんど手付かずの自然のままの、
きめ細かい粒子の砂浜が約1.5キロも美しい曲線を描く、
本当に素晴らしい浜辺なのです。
ここは、天然ハマグリばかりか、
数少ないアカウミガメの産卵場所でもあるのです。

そんな「大岐の浜」の天然ハマグリは、
ビックリするような大ハマグリでありなから、
その身はしっかりしまって、プリップリ!
採取は地元住民に限られ、4月から6月までは禁漁期間ですから、
あと1ヶ月も経てば、しばらく手に入れることは完全に不可能になるのです。
国道321号沿いの直販所「はまぐりの里」にて販売されていますので、
是非一度は出かけられてはいかがでしょう。

さて、そんな国産天然ハマグリを手に入れたら、
焼きハマグリ、酒蒸し、お吸い物などにしていただきましょう!
プリップリの食感と、
かみしめるとジュワッと口中にあふれるジューシーな旨み、
爽やかに膨らむ生命力あふれるエキス分が、
とにかく絶品です!

そして、そんな絶品ハマグリのおいしさも効能も、
さらに倍増させてくれるのが、
春の旬の日本酒なのです!
原酒タイプでなく、16度以下のアルコール度数の、
「しぼりたて新酒」や「薄にごり霞(かすみ)酒」などが最適。
司牡丹なら、「司牡丹・生鮮酒〈春〉土州霞酒」(薄にごり純米酒)などが、
まさにバッチリでしょう。
しぼりたての純米酒に純米大吟醸酒のオリをからませた、
春霞をイメージさせてくれる旬の限定品です。

この「霞酒」を、ハマグリと合わせていただけば、
お互いのあふれんばかりの生命力と、フレッシュぴちぴちの旨みが、
相乗効果で引き立て合い、
うまさを何倍にも膨らませて、
さらにナチュラルな早春の生命力が、
身体中にみなぎってくるようです。
まさに、ハマグリの二枚貝がピッタリと合わさるように、
見事な相性で和合する組み合わせと言えるでしょう。
これぞニッポンの早春の「出会いもの」です!


春夏秋冬、山川海、四季折々のおいしい旬の食材に恵まれた日本。
それら旬の食材を、わざわざマズくして食べることなく、
より一層おいしくしていただきましょう。
そしてそのために、日本酒を上手に活用しましょう。
そんな食生活こそが、あなたの人生を健康で楽しくし、
10倍豊かなものに変えてくれることでしょう!


■ 雛祭りのハマグリ料理に最適な「司牡丹・生鮮酒〈春〉土州霞酒」はこちら。
http://www.tsukasabotan.co.jp/tukasa/maborosi/kasumisake/kasumisake/kasumisake.htm

■ メルマガ「日本の旬を10倍楽しむ秘訣!」  司牡丹酒造(株)発行       


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  http://www.tsukasabotan.co.jp

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  http://tosa-no-umaimono.cocolog-nifty.com/blog/

■ 老舗日本酒蔵元「司牡丹」社長が語る裏バナシblog「口は幸せのもと!」はこちら。
  http://blog.livedoor.jp/tsukasabotan


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